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賃貸経営の安定に欠かせないパートナー。管理会社との賢い付き合い方

本業が忙しいサラリーマン大家さんにとって、不動産管理会社は賃貸経営の重要なパートナーです。管理会社との良好な関係が不動産経営の成功につながる秘訣の1つです。管理会社とどう付き合えばいいのか、ポイントを解説していきます。

不動産投資は物件購入後の管理が重要

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(画像=thodonal88/Shutterstock.com)

不動産投資というと「物件さえ購入してしまえば、後は毎月家賃が入ってきてラクチン」というイメージもありますが、現実はそう簡単にはいきません。購入後もしっかりと管理していかなければ安定した収入は望めません。やるべきことを具体的にあげると、入居者の募集、入居者への対応、建物の維持管理などです。オーナーがこれらの業務をすべて自分で行うことは困難なので、管理会社に任せることが多くなります。

大事な場面での判断はオーナーがするとしても、入居者に接したりリフォーム会社に発注したりと直接実務を担うのは管理会社です。管理会社にきちんと動いてもらうことが賃貸経営の成功を左右するポイントといえるでしょう。

管理会社をやる気にさせる付き合い方とは

管理会社は非常に忙しい職種です。入居者からの問い合わせ対応や、時にはクレームが入り、入居希望者の案内をして、オーナーからも相談や連絡が来ることも少なくありません。
小さい会社では、これらの業務を数名で担っていることもあります。管理会社にとってオーナーは、お客様ですが、同時にオーナーにとって管理会社は大事なビジネスパートナーです。相手の立場に立ち、気遣いをもって接することで管理会社も気持ちよく対応してくれるでしょう。

入居者目線で吟味してジャッジできるオーナー

管理会社にとって、どんなオーナーの物件なら、高いモチベーションを持って物件管理ができるでしょうか。たとえば、「入居者目線で物事を考えられる」オーナーです。空室がある時や原状回復リフォームのとき、管理会社から「こんな設備を付けませんか?」と提案されることがあります。オーナーの立場からすれば、できるだけ支出は抑えたいものです。
しかし、管理会社は入居者募集の現場に立ち、実際に入居希望者と対面しています。その貴重な経験から、入居者募集に効果があるとの考えで提案しているのかもしれません。そのため、管理会社から提案があったら、金額面だけを見て判断するのはおすすめできません。

入居者目線で提案内容をよく検討して、そのうえで必要か不要かを判断するようにしましょう。それに加えて判断の根拠を管理会社に説明すれば、自分の賃貸経営方針を共有できるようになります。

入居者トラブル発生時は即断即決

「決断が素早い」も、付き合いやすいオーナーの条件です。たとえば、設備にトラブルが発生した場合に、管理会社からオーナーに連絡がきたとします。賃貸経営は生活基盤である「住」のサービスを提供することです。例えば「冬の時期にお湯がでない」「猛暑の時期にエアコンがつかない」など生活にかかわるトラブルは緊急を要することが多くなりがちです。そのときに「修理にそんなにかかるなら、何社かに見積もり取ってから判断する」など、決断に時間がかかっていては、トラブルを速やかに解決できない可能性が高くなります。入居者の心象を悪くし、時には退去につながるケースもあるでしょう。

入居者の生活に直結するようなトラブルの際は、管理会社を信頼して一任し、オーナーが判断するべきことは即断即決するくらいの態度でいるほうが良好な関係が築けるでしょう。管理会社を全面的に信頼してあげれば、管理会社も「期待に応えよう」という気になるのではないでしょうか。管理会社に何をどこまで任せるのかは、管理委託契約書に書いてあります。一度確認しておくとよいでしょう。

普段からの定期コミュニケーションの重要性

管理会社との関係を深めるために、普段からこまめにコミュニケーションを取っておくことも重要になります。滅多に連絡もしてこないオーナーよりも定期的に連絡してくれるオーナーの方が、お互いのこともよくわかるし、協力してあげたくなるはずです。

電話、メール、そして時々は顔を出すなど、自分に合うやり方でコミュニケーションの充実を図ってみましょう。(提供:オーナーズ倶楽部