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親戚の香典の相場はいくら?非常識と言われないためのマナー

親戚の方が亡くなって葬儀に参列することは、誰もが経験することですよね。香典は、亡くなった方の霊に「香」を供える代わりに持参する金銭の意味で、葬儀を行う遺族の経済的負担を分担する意味合いを持っています。親戚の葬儀に参列する際に、失礼にならないよう知っておきたい香典の金額相場やマナーについて紹介します。

香典の書き方の基本と考え方

親戚,香典
(画像=PIXTA)

香典は通夜または葬儀に持参します。香典袋は不祝儀袋と呼ばれるもので、水引は、黒白、白銀、銀、白という色を使い、繰り返さないという意味を込めた結びきりの形にします。上段に表書き、下段にフルネームを書きます。不祝儀袋や表書は宗教によって決まりがあるので、訃報を受けた時に葬儀の日時などとともに確認しておくとよいでしょう。故人の宗教や宗派がわからない時は、白無地の不祝儀袋に「御霊前」と書けば失礼になりません。

表書の名前は毛筆が基本で、弔意を表す意味から薄墨を使って書きます。筆ペンでも良く、薄墨の物が市販されています。中袋には、表面に金額、裏面に郵便番号、住所、氏名を書きます。金額は漢字で書き、中袋が無ければ香典袋の裏面に書きます。記入する欄が設けてある場合は形式に従いましょう。

不祝儀袋は香典の金額に合わせ、5,000円までなら水引が印刷された不祝儀袋、1万円以上なら正式な水引の不祝儀袋、と使い分けるといいですね。

香典に新札の紙幣を包むと、用意していたような印象を与えるので、古いお札にしておくのがマナーです。しかし、新札しかない場合は折り目を付けて入れると良いでしょう。肖像が裏向きで下になるように入れ、香典袋の上の折り返しを外側にして折り返しが下向きになるように重ねます。

亡くなった人との関係別!香典相場

香典は、遺族に対する相互扶助の性格がありますので、香典の金額は宗教や宗派によって違いはありません。地域、家庭の状況、経済的事情などによっても異なりますが、自分とより近い人ほど、また、自分の年齢が上がるとともに香典相場は上がっていきます。少なすぎると失礼ですし、多すぎるとかえって気を使わせることになってしまいますので確認しておきたいですね。

「4」や「9」、偶数の金額は避けるのが一般的ですが、2千円、2万円は良しとされています。香典は、1世帯で一つという考え方が基本になっているので、両親が亡くなったときに自分が喪主を務める場合、喪主は香典を出しません。兄弟姉妹が喪主となる場合は、別に住んでいるその他の兄弟姉妹は香典を出し、孫の場合は同居している場合でも既婚者であれば香典を用意します。

それでは、実際には誰にどれくらいの香典を包んでいるのでしょうか? 親戚別の香典相場をまとめました。

親戚,香典

遠方で会った記憶も薄い人はどうすれば?

自分にとって、おじ・おばなどで、比較的近い関係の親戚であったとしても、住んでいる場所が遠方で普段会う機会がほとんどない親戚への香典相場はいくらになるのでしょうか。

おじ・おばなどでも、会う機会がほとんどなかった場合は、年齢にかかわらず1万円を包んでいるようです。

親など年長者に聞いてみるのも良い方法です。過去の葬儀の際にいくら包んだか、いくら包んでくれたかという経験は非常に役立ちます。例えば、過去の葬儀の芳名帳を見ると、誰が参列してくれたか、香典の金額はいくらだったかという記録が残っています。その中から遠い親戚が包んだ香典の金額を参考にすれば、香典の金額が大きく違ってしまう心配はありません。

また、遠方で通夜、葬儀に参列できない時は、香典袋にお悔みの手紙を同封して、喪主の方あてに現金書留で郵送します。

夫婦で香典を出すときの金額とマナーは?

夫婦で香典を出すときの金額はいくらにするのが良いのでしょう。この場合も一つの世帯で香典は一つと考えますので、一人のときと同額でも良いようです。ただし、故人と深いかかわりがあった場合や、葬儀の後の会食に出席する場合は、「二人分包む」「会食分として1~2万円加える」など、多く包んでおきましょう。

親族の葬儀に、夫婦そろって参列する場合は夫の氏名だけでも大丈夫です。二人ともが故人とかかわりが深かった場合であれば、連名で出します。夫はフルネームで書き、妻は名前だけでかまいません。夫の出張などで妻が代理で参列する場合がありますが、そのときは夫の氏名の左下に「内」を小さく書き添えます。持参するときは、ふくさに包むのがマナーです。

気まずい思いをしなくていいようにしよう

香典の金額相場について見てきました。香典を渡すときには「この度はご愁傷様でございました。どうぞご霊前にお供えください。」と言葉を添えると良いでしょう。故人が亡くなって悲しい気持ちですが、気まずい思いをしなくてもいいようにしっかりとマナーを踏まえて、故人を送ることが大切です。

文・藤原洋子(ファイナンシャル・プランナー)/fuelle

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