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自分のビジョンが明確になる!ミッションステートメントの作り方

成功している企業や個人の多くは、ビジョンを持っているものです。そしてそのビジョンを明確にするために役立つものが、”ミッションステートメント”の作成です。

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2019.5.31

1 ミッションステートメントとは

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ミッションステートメントとは、企業やその従業員が共有すべき価値観や、行動に関する指針・方針のことを意味します。
『7つの習慣 成功には原則があった!』の中で、著者のスティーブン・R・コヴィー氏は個人もこのミッションステートメントを作ることの重要性を説いています。あらゆる行動・選択においてミッションステートメントが、あたかも自分自身の”憲法”のように行動や選択の指針となるからです。

2 なぜビジョンを明確にするためにミッションステートメントが必要なのか

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何かを成し遂げようとするならば、あるいは成功したいと思うなら、その将来の自分の姿を明確にする必要があります。その目標に向かって、迷わずに突き進む必要があるからです。
そして自分が目指すべき目標こそが、”ビジョンとなります。もし自分が何を成すべきなのか、どうすれば成功できるのかがわからないならば、このビジョンが明確に定まっていないのかもしれません。
しかしこのビジョンというものは、そう簡単には思い付くものではありません。その理由は、ビジョンとは自分自身が満足できる姿であり、満足するためには自分自身の価値観に沿った行動をしなければならないからです。
これはなぜでしょうか。心理学者マズローは、論文「人間の動機づけに関する理論」の中で人間の欲求は次の5つの段階に分かれると解説しています。
・第1 生理的欲求
・第2 安全の欲求
・第3 社会的(帰属)欲求
・第4 承認の欲求
・第5 自己実現の欲求
最後の自己実現の欲求に至ると、自分の”あるべき姿”を求めるようになると言われます。あるべき姿とは、自分自身の価値観に則した姿です。
アメリカ建国の父と呼ばれるベンジャミン・フランクリンは、人生の目標として13の徳目を作り、毎日これを実行できているか手帳でチェックしたそうです。そこには、仕事を全うするためには、不変に正道を踏んで違わぬという自信を持つ必要があるという理由がありました。ここでいう”正道”とは、自身の価値観に則した行動のことです。
このように常に自分の行動や選択が、自身で定めた価値観に則しているかをチェックすることが大切です。
そのために必要となるのが、フランクリンが定めた13の徳目のような行動の指針・憲法ともいうべき”ミッションステートメント”となります。

3 ミッションステートメントの作り方

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それではビジョンを明確にするための、ミッションステートメントの作り方を説明します。
会社のミッションステートメントを作る方法に照らし合わせると、わかりやすいと思います。冒頭で述べたように、人も会社も社会の中で生き、そして生かされているからです。
そこで、ミッションステートメントを作るためのヒントになる問いかけをいくつかします。

3-1 どんな能力を提供できるのか

企業が商品やサービスを提供するように、個人もそれぞれが持つ”能力・強み”を社会に提供する必要があります。それはどんな能力や強みなのでしょうか。

3-2 誰に対して自分の能力を提供するのか

企業は会社の存在意義を”誰に”示すのか明確にしなければなりません。個人でも同じように、自分は誰に対して自分の能力を提供すればよいのかを考えてみましょう。

3-3 理念を定める

経営理念は社員の共感を得られるものでなければなりません。あらゆる人から共感を得られるということは何かを考えてみましょう。
ここで大切なことは、理念とは”普遍的なもの”であるということです。どのような国のどのような人からも、共感を得られるものでなければなりません。
一例ですが、かつて近江商人は”三方よし”という理念を持っていました。これは、「売り手よし・買い手よし・世間よし」を表現したものです。
あなたの理念は何ですか。

3-4 パブリックイメージを考える

企業には社会的責任や環境への配慮が求められます。個人にも同じように、自身の利益だけではなく社会的責任と自分が生きている社会環境への配慮が求められます。
ではどのようにして社会的責任を果たしたり、環境への配慮をしたりすればよいのでしょうか。

3-5 ミッションステートメントを作る

以上の問いかけは、自身の価値観を”発見”するためのものです。その答えから、ミッションステートメントを作ります。ミッションステートメントは、簡単な文章で表現します。
自分がどうなりたいのか、何をしたいのかを書き出してみましょう。最初は思い付くままで構いません。何度も見直せば、自分の価値観に近づいたものとなるでしょう。

3-6 価値観は変わる

人の価値観というものは、人生を通して一貫したものとは限りません。ミッションステートメントも一度作ったら終わりではなく、常に見直して価値観に則しているかどうかをチェックすることが大切です。
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まとめ

人は案外と自分自身のことはわからないものです。しかし、時間がかかってもミッションステートメントを作成すれば、自分の価値観というものを”見つけ出す”ことができます。そしてその先にきっと、目指すべきビジョンが見えてくるはずです。
 future_captain

future_captain

仕事の中で発見した“変動”のリズムから投資に目覚め、株式のうねり取りを得意とする。またポーカーの腕はかなりのもの。トーナメントに勝ち進むスキルは身に付けたが、その先のプレイ時間を確保できないのが悩み

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