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習得するまでに時間は掛かるが、それでもお勧めは不動産投資

富裕層のためのプライベートカンパニー入門
  1. 【第1回】「プライベートカンパニー」でお金の流れをコントロールせよ!
  2. 【第2回】プライベートカンパニーを持つのに「向く人、向かない人」の違い
  3. 【第3回】習得するまでに時間は掛かるが、それでもお勧めは不動産投資
  4. 【第4回】資産が借金を返済!「レバレッジを効かせる」威力とは(2月15日公開予定)
  5. 【第5回】親族を従業員or事業主にする、それぞれのメリットは?(2月16日公開予定)
  6. 【第6回】老後に備える「セーフティネット」としてのプライベートカンパニー(2月17日公開予定)
  7. 【第7回】富裕層にたくさん会ってきた石川さんが考える、富裕層の定義とは?(2月18日公開予定)

プライベートカンパニーを設立してとにかく節税がしたいという人は考えを改めたほうがいいかもしれない。コンサルタントという本業の傍ら、自身でも多くの不動産を所有し、複数のプライベートカンパニーのオーナーでもある石川貴康氏はこう語る。

「プライベートカンパニーとは、自分でお金の流れをコントロールできるための箱です。箱だけ作ってもお金が入ってくる仕組みが作れなければ意味がありません。また、単に税金を払いたくないということが目的でもありません。税金はきちんと払ったうえで、お金の流れをコントロールする力を手に入れることが目的なのです」

もし副業としてプライベートカンパニーを設立するなら、「不動産投資」の事業がいいと石川氏は言う。特集第3回では、不動産投資のメリットや具体的な事業の進め方を見ていく。(聞き手:ZUU online編集部)

石川貴康氏
石川貴康(いしかわ・たかやす)
企業改革コンサルタント、不動産投資家。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、筑波大学大学院経営学修士。アクセンチュア、日本総合研究所などを経て独立。14棟126室のマンションやアパートなどを所有。主な著書に『今すぐプライベートカンパニーを作りなさい』『サラリーマンは自宅を買うな』(東洋経済新報社)、『サラリーマンダブル収入実現法』 (プレジデント社)ほか、多数。

目次

  1. 不動産投資のメリット・デメリット
    1. 新築と中古のメリット・デメリット
    2. ワンルームマンション、リスクを減らす絞り込みの条件
    3. 購入後のメンテナンスの要素
  2. 投資の目安は「全てを失っても手元にキャッシュが残る」こと
  3. プライベートカンパニーを設立後の注意ポイントは?

不動産投資のメリット・デメリット

――不動産投資にも種類がありますよね。ワンルームマンションから始めるのがいい理由について詳しくお聞かせください。

不動産投資を始める際の選択肢として、ワンルーム、ファミリータイプ、土地ごと1棟買い、新築、中古などがありますが、最少の資金でリスクを抑えるという意味で、初心者の方はワンルームマンションから始めてみることをお勧めしています。

比較的価格が安く初期費用が抑えられ、現金で買えるような値ごろなものもあります。また、都市部に限って言えば単身者の比率が高くて比較的空室率が低いのが特徴です。

メンテナンスコストも安く、管理がしやすい。慣れてくれば信頼できる管理会社に任せればいいですし。また、売却したいとなった場合に、売却するための流通網が整備されているので比較的買い手が付きやすいのも特徴です。あとは新築か中古か、それぞれのメリットとデメリットを比較して判断するのがいいでしょう。

新築と中古のメリット・デメリット

●新築
・新築は販売価格に宣伝広告費や開発コストが上乗せされている分、割高
・表面利回りは2〜3%前後
・売りたいときに買い手が付きやすい
・入居者が埋まりやすい

●中古
・中古であれば単純な市場原理で価格が決まってくるので、比較的コストを抑えられる
・表面利回りは高く、4〜8%
・築年数によっては入居者が埋まりにくいリスクも
・経年劣化のために修繕費用などが発生するリスクも

利回り重視なら中古、安定性なら新築を選ぶのがいいでしょう。どちらが優れているというわけではないので、それぞれのメリット・デメリットをよく検討した上で選択するといいと思います。

ワンルームマンション、リスクを減らす絞り込みの条件