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米国株安を受けて売り先行、売りが止まらず大幅下落

日経平均   20,392.58 円 ▼ 595.34 円
≪東証一部≫
売買高    18億2,122万株
売買代金  3兆0043億9200万円
値上り銘柄数 74 銘柄
値下り銘柄数 2,047 銘柄
騰落レシオ(25日) 74.23 % ▼ 4.32 %
為替 1ドル=112.05 円

市況概況

アルゴナビス清水の投資戦略
(画像=PIXTA)

米国株が大きく下落したことから売り先行となりました。特に売り急ぐ材料があったということでもないのですが、世界的な景気鈍化懸念が喧伝され、FOMC(公開市場委員会)の利上げを嫌気するように大きく売られました。ほぼ全面安という状況で買い戻しも入らず売りが売りを呼ぶような展開で大きな下げとなりました。

昼の時間帯も特に買いが入るということでもなく、手仕舞い売りに押され、日銀の金融政策決定会合結果が発表されると手仕舞い売りを急ぐ動きになりました。後場に入ってからも日銀の買いは期待されたものの、しっかりとした動きは見られず、総じて冴えない展開が続きました。下げ渋りかと思われると売り直され、指数に影響の大きな銘柄群も買い戻しが入ると戻りかける場面もあったのですが、特に買い急ぐということでもなく売り直されて年初来安値更新となりました。最後はさすがに目先筋の買い戻しで下げ幅縮小となりました。

小型銘柄も大きく下落するものが多く、ほぼ全面安となりました。東証マザーズ指数の下落が大きく、二部株指数や日経ジャスダック平均も大幅安となりました。先物は朝方から断続的に売りが出るという状況で指数を下押す要因となりました。先安感が強まっているということで手仕舞い売りだけではなくヘッジ売りも嵩んだものと思います。

今日はソフトバンク(9434)の影響ということでもないのでしょうが、大きな下落になりました。米国株安が起因となっているのでしょうが、クリスマス休暇を控えての持高調整の売りが出たということでしょう。米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合が終わったということで材料が出尽くし、最後にかけていた向きなども持高調整の売りを急ぐことになったものと思います。

●テクニカル分析

日経平均
年初来安値更新となりました。さすがに20,000円を意識すると下げ渋りとなるのでしょうし、ここから今度は持高調整の買い戻しも見られるものと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。