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米国株は大きく下落したものの既に織り込まれているということで堅調

日経平均   21,506.88 円 △ 132.05 円
≪東証一部≫
売買高    13億6,210万株
売買代金  2兆0651億3400万円
値上り銘柄数 648 銘柄
値下り銘柄数 1,420 銘柄
騰落レシオ(25日) 79.36 % ▼ 2.68 %
為替 1ドル=113.47 円

市況概況

アルゴナビス清水の投資戦略
(画像=PIXTA)

週末の米国株が大きく下落、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も大きく下落していたのですが、週明けの日本市場は買い先行となりました。寄り付きの買いが一巡となった後も主力銘柄への買い戻しなどもあって指数を押し上げ堅調な展開となりました。日経平均は21,500円の節目を抜けるとさすがに上値も重くなりましたが、だからといって特に売り急ぐでもなく堅調な地合いが続きました。ただ、東証一部では値上がり銘柄が全銘柄の4割程度という中での上昇であり、個別にみると冴えないものが目立ちました。

昼の時間帯も先物の買い戻しも見られて堅調な展開となりました。後場に入ってからは上値は重く、指数は小動きとなり、上値の重さが嫌気されるような場面もあったのですが、売り急ぐということはなく、値持ちの良い展開となりました。21,500円を割り込むと売られるかと思いましたが、買い戻しも入るという状況でした。ただ、さすがに引けを意識する時間帯からは徐々に手仕舞い売りに押されるものが多くなり、最後は上げ幅を縮小しての引けとなりました。

小型銘柄は冴えないものが多く、大きな下落となるものも散見されました。東証マザーズ指数は大幅安、二部株指数や日経ジャスダック平均は軟調となりました。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすということもありませんでした。日経平均よりもTOPIXが売られるという感じでしたが、まとまった売りが出るということでもなく、方向感に乏しい展開でした。

先週末に大きく下落した反動から堅調となりました。米国株の影響がなかったということで何を見て動いているのかという感じです。先週末も特にあそこまで売られるという材料もなく、今日も買い上がる材料のないなかでの上昇ということであり、少し違和感がある相場という感じです。ここは日経平均やTOPIXを気にすることになく、個別に買えるか買えないかを見て動くということで良いのだと思います。

●テクニカル分析

日経平均
底堅さは見られましたが方向感に乏しい展開となています。本日の安値を下回ると一気に21,000円水準を試すような動きになりそうですが、上値は21,700円~800円水準、25日移動平均線や基準線までということになりそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。