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米国株は堅調だが、節目を割り込み冴えない展開

日経平均   20,987.92 円 ▼ 127.53 円
≪東証一部≫
売買高    17億3,903万株
売買代金  2兆8046億1600万円
値上り銘柄数 883 銘柄
値下り銘柄数 1,171 銘柄
騰落レシオ(25日) 78.55 % △ 4.02 %
為替 1ドル=112.31 円

市況概況

アルゴナビス清水の投資戦略
(画像=PIXTA)

米国株はさすがに反発となったのですが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が軟調となっていたこともあり、売り先行となり、節目と見られる21,000円を割り込みました。それでも寄り付きの売りが一巡となった後は買い戻しも入り堅調となる場面も見られ前日比プラス圏に浮上するなど一気に切り返しとなりました。ただ、今度は上値の重さが確認されると売り直され、21,000円台は保ったものの冴えない展開になりました。

昼の時間帯もいったん買われる場面もあったのですが、手仕舞い売りに押される展開となり、後場に入ると再度下値を試す動きになりました。日銀のETF(上場投資信託)買いも期待されましたが、特に買い上がるような動きも見られず、21,000円を下回ったまま冴えない展開が続きました。最後は戻りの鈍さや米国株式市場などを気にしての手仕舞い売りも嵩んで大きな下げとなりました。

小型銘柄も買い気に乏しい中で冴えないものが多くなりました。東証マザーズ指数は堅調でしたが、二部株指数は大幅下落、日経ジャスダック平均も軟調となりました。先物はまとまった売りが散発的に見られて指数を下押す場面もありましたが、一方向に大きく断続的に動くということもなく、総じてみると方向感が見えにくい感じでした。

ソフトバンク(9434)の上場で大騒ぎという感じでしたが、やはり少し無理があったということなのでしょう。株式市場全体への影響もあったものと思われ、個人投資家の株式投資に対する意欲や証券会社に対する信頼がかなり薄れてしまうのではないかと思います。結局株式市場は一部のオーナーと証券会社のためのモノかと・・。米国でも買われ過ぎ銘柄の修正が続いており、FOMC(公開市場委員会)の結果がどうあれ、売られるのではないかと思われ、少なくとも今週は冴えない動きが続くのではないかと思います。

●テクニカル分析

日経平均
下値を試す動きが続いていますが、21,000円を割り込んだことやRSIやストキャスティックスはまだ下値余地もあり、まだ下値を試す動きが続きそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。