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米国株はどこに投資すれば良い?ビジネスモデルがわかりやすい米国企業を解説。

モトリーフール米国本社、2018年12月18日投稿記事より

投資はマーケットや政治要因が複雑に絡むことがありますが、その背後にある企業はそれに比べるとそこまで複雑に考える必要はありません。

株式を保有する企業がどのような事業をしているかを正確に把握していると、たとえ市場が下落している場面であっても、不安を感じることは少なくなります。

そのことを念頭に置いて、3つの企業を紹介したいと思います。

その3つの企業とは、インテュイティヴ・サージカル(ティッカー:ISRG)、ナイキ(ティッカー:NKE)、パブリックストレージ(ティッカー:PSA)です。

米国株はどこに投資すれば良い?ビジネスモデルがわかりやすい米国企業を解説。
(画像=Getty Images)

「インテュイティヴ・サージカル」-複雑な技術とシンプルなビジネス-

インテュイティヴ・サージカルは「ダ・ヴィンチ」という手術ロボットを製造する企業です。

ロボットアームや特殊な外科器具、カメラを搭載したシステムで日本でも稼働している病院が存在しています。

同社の事業内容を理解するのは一見難しそうですが、インテュイティヴ・サージカルのビジネスモデルは非常に単純です。

同社はダヴィンチシステムの販売で利益をあげていますが、交換用の器具、メンテナンスサービス等でより大きな利益を稼ぎます。

昨年、同社の売上の71%がこれらの定期的なサービスから生み出され、その割合は増加傾向にあります。

インテュイティヴ・サージカルの成長見通しも理解しやすいものです。

世界中の人口が高齢化するにつれて、より多くの外科手術が必要になります。

ロボット手術システムは、今後より必要とされるでしょう。これに合わせて、同社は、ロボット手術に新技術の開発に余念がありません。


「ナイキ」-いわずとしれた消費財企業-

ナイキは、忠実な顧客基盤を元に製品を販売しています。

重要なことは、ナイキ製品はファンが多く、定期的に購入するユーザーが多いということです。それはシンプルな勝利の方程式です。

これは、世界人口が増えれば増えるほど効果を発揮します。

ナイキは今購入してもパフォーマンスを期待できる株式といえます。

米国の売上高および粗利益率は、在庫の不均衡および価格低下によりマイナスの影響を受けていますが、これらの逆風はいずれおさまるでしょう。

2019年度第1四半期の米国の売上高は、前年比6%増となりました。

その成長と中国における前年比24%の成長を含む海外事業の2桁成長は、昨年の同社の売上高を10%増加させました。

第2四半期の総利率は、0.5%増加して44.2%に達しました。

しかし、同社は価格設定と在庫管理に課題を抱えています。その問題を解消できれば、当期純利益は今年度の19億ドルからさらに増加する可能性があります。

経営陣が、第2四半期決算を発表したときに売上高と利益率が再び上昇に転じた場合、同社株式は急上昇するのではないかと思われます。

業界のウォッチャーは今年、ホリデーセールスが4.3%増えると予想しており、これはナイキ製品の需要を支えるでしょう。


「パブリックストレージ」-収納スペース・トランクルームの最大手-

パブリックストレージは、個人や企業向けに保管スペースを貸し出しています。日本では、トランクルームなどと言われる市場です。

同社は1972年に創業、買収を通じて成長し、倉庫貸出業界で最大の会社となりました。

倉庫貸出ビジネスには規模のメリットがあります。

規模のメリットにより、倉庫にかかるコストは多くの倉庫に分散させることができます。

さらに、その倉庫は全国各地に広がっており、リスクが分散されています。

そのような理由もあり、同社は投資適格債務格付を取得しています。これにより、かなり魅力的なレートで借入れを行うことができます。

投資家に対して、同社はきわめて適正な提案をしています。

同社は不動産投資信託(REIT)として構成されているため、利益の少なくとも90%を株主に配当として支払う必要があるのです。

つまり、パブリックストレージの事業が売上を上げている限り、株主は現金で利益の大部分を受け取ることができます。

これらの配当について言えば、パブリックストレージは現在、四半期ごとに2ドルを支払っています。

これは2016年12月以来維持されています。同社の事業が堅調に推移している限り、配当支払いを維持する能力を有している可能性が高いことを示しています。

まとめ

以上がビジネスモデルがわかりやすい米国企業の一部でした。

純粋にモノやサービスを販売する企業のビジネスモデルは、投資家にもわかりやすいので、投資をする際も難しいことを考える必要はありません。

もちろん上記以外にも、ビジネスモデルがわかりやすい、投資に適した企業はたくさんあります。

ぜひ他の記事も見ながら、ご自身で探して見てください。(提供:The Motley Fool Japan


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