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短期継続融資の効果を実際の資金繰りで確認しよう

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(画像=pattarawat/Shutterstock.com)

短期継続融資が資金繰りをどう安定させるか解説し、取り組む際の留意点も紹介する。

ここでは、短期継続融資が資金繰りに与える効果について確認していく。その前に経常運転資金の算出や企業実態の捉え方について、筆者の経験から行職員が確認しておくべきことを指摘したい。

毎月の実態を踏まえ経常運転資金を考える

①短期継続融資の前に確認すべきこと

㋐決算月の確認

中小企業では、「繁忙期」に決算を組むことは少なく、在庫がはける「閑散期」を決算月とすることが多い。このため、大まかに決算月までの12カ月の販売活動を把握し、売上と在庫についてピークとボトムを知ることが重要だ。

企業によっては、繁忙期であれば、売掛金や在庫は閑散期の1・5~2倍近くまで増えるケースもある。このため、決算書の数値はあくまで目安とし、毎月の実態を捉えて経常運転資金の実額を考えることが大切になる。

㋑資金繰りの実態把握