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海外不動産投資に適した都市を選ぶ

モトリーフール・香港支局、2019年2月8日投稿記事より

海外への不動産投資はますます一般的になっています。

おすすめの都市としては、珠江デルタ地域(広東 – 香港 – マカオ)、クアラルンプール、ペナン、バンコク、ホーチミン、大阪、東京、ロンドン、マンチェスターなどがあります。

適切な都市を選択することは、投資を成功させるための重要な最初のステップです。さて、どのような点を検討すればよいのでしょうか?

海外不動産
(画像=Getty Images)


都市とのつながり

海外旅行と海外不動産購入を混同しがちです。東京への旅行が好きだとしても、それだけで東京の不動産を購入するのはお勧めできません。

重要なのは、あなたとその都市との実際のつながりです。

理想的なシナリオは、あなたがその都市で暮らし、学んだり、働いたりしたことがあるということです。

少なくとも、その都市に住んでいる親戚や親しい友人がいることが必要です。

不動産投資は複雑です。

あなたは投資先の近隣や不動産開発業者などを評価するために、ある程度「地元の視点」を持つ必要があります。

あなたの情報源が不動産業者とグーグルだけならば、あなたはマーケティング詐欺の犠牲になる危険性が高いといえます。

投資用不動産の場合には、購入後に不動産のメンテナンス、テナント管理などの現地サポートも必要になります。

エージェントは役に立ちますが、エージェントに加えバックアップサポートを用意しておくことをお勧めします。


現地の不動産市場

まず、現地の不動産市場の状態を確認してください。

特に、それが外国からの投資に大きく依存しているかどうかを見てください。

香港でさかんに勧誘を受ける海外不動産投資案件は、外国人投資家のための案件です。

この種の勧誘には多くの潜在的な問題があります。

まず、価格が高いということです。

例えば、クアラルンプールのツインタワーエリアとバンコクのスクンビットエリアを例にとります。

広告で出回っているマンションの1平方メートル当たりの価格は、わずか数ブロック先の地元の物件よりはるかに高いのです。

第二に、買い手が主に外国人投資家である場合、市場は不安定になります。

実際に、過去12ヵ月間で、中国本土からの買い手の数は減少しています。

したがって、資産価値は変動しやすいといえます。

そして、それは将来売却するのが困難になるということでもあります。

但し、この基本的なルールにも例外があります。

もしあなたが退職のためにその都市に住むことを計画しているならば、投資価値は大きな関心事ではありません。

この場合、あなたは自身の不動産の管理費と減価償却に対応するための資金を、十分に準備すればよいということになります。


マクロ環境の重要性

通貨の安定性は、あなたの不動産の価値と住宅ローンに直接影響することになります。

政治的安定と経済見通しにも注意を払わなければなりません。

人口動向と人口統計は次に注目すべき要素です。

都市の人口が減少したり高齢化している場合、不動産に対するその地域の需要は将来減少する可能性があります。

気候は多くの人が見落としがちな要因です。

たとえば、湿気の多い地域では、カビを防ぐために慎重な管理が必要になります。

同じことが、海辺の不動産にも言えます。

もう一つの例は、ロンドンのように非常に冬が寒い都市の不動産です。

暖房の管理は本当に面倒です。

その物件が賃貸用不動産である場合は、テナントの苦情はすぐに解決しなければなりません。


慎重に検討してから投資をする

株式、投資信託、外国為替、地元の不動産への投資と比較すると、海外不動産への投資は、情報が不足しているために非常に難しいと言えます。

したがって、あなた自身の経験やその都市の不動産市場の透明性により、様々な情報が容易かつ低コストで入手できる都市を選ぶことです。

しかし、それは出発点にすぎません。

海外の不動産を買うときは、あまり手間をかけた不動産査定を行うことはできません。(提供:The Motley Fool Japan



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