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梅雨明け早々猛暑到来 、暑さピーク2回の理由は「ダブル高気圧」

 2019/07/23 12:13 ウェザーニュース

今年は、関東を中心に梅雨らしい天気が長く続いています。この後の暑さはどうなるのか、詳しく解説します。

 

■ 猛暑見解のポイント ■

・厳暑ピークは7月末、8月末以降の2回

・日本上空の“ダブル高気圧”が原因 

 

厳暑ピークは7月末、8月末以降の2回

太平洋高気圧の勢力が強まる影響で、今月末にかけて全国各地で梅雨明けしていく予想です。梅雨明けと同時に厳しい暑さが到来し、35℃を超える猛暑日となるところもありそうです。

 

関東地方を中心に今年は梅雨寒の期間が長く、身体が暑さに慣れていない分、体調を崩しやすいため、暑さ対策をいつも以上にしっかりと行ってください。

 

7月末~9月は、平年並の暑さと厳しい暑さとなる時期が交互にやってくる見通しです。特に暑さの厳しい時期は、7月末~8月上旬と、8月末~9月上旬の2回とみています。 

 

この暑さの鍵を握るのは、太平洋高気圧とチベット高気圧です。

 

暑さの要因は“ダブル高気圧”

今夏の気圧配置の特徴

太平洋高気圧:日本付近への張り出しが強まる時期と弱まる時期がある

今夏は、梅雨明け後~8月上旬と8月末~9月上旬にフィリピン近海で対流活動が活発となる影響で、その北側にあたる日本付近では下降気流が発生し、太平洋高気圧の勢力を強めます。この太平洋高気圧の強まるタイミングで、厳しい暑さが訪れます。

 

一方、8月中旬~終わり頃はフィリピン近海で対流活動が不活発となる影響で太平洋高気圧の勢力が弱まり、暑さはやや収まる予想です。

 

9月後半からは、カラッとした空気をもたらす秋の高気圧に覆われるようになり、少しずつ秋らしくなっていく見込みです。

 

チベット高気圧:日本付近への張り出しがやや強まる

また、今夏は、チベット高気圧の日本付近への張り出しが平年並~やや強い見込みです。

チベット高気圧とは、北半球の夏季にチベット付近を中心に広範囲に広がる上空の高い所にある高気圧です。太平洋高気圧とチベット高気圧は広がる高度が違うため、チベット高気圧が日本付近まで張り出すと、上空で重なり合って“ダブル高気圧”となり、二つの高気圧が非常に背の高い一つの高気圧のようになり、厳しい暑さをもたらします。

今夏はこの二つの高気圧の張り出しが重なったタイミングで“猛暑”となる予想です。

 

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