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株式相場の調整局面に関して覚えておくべき7つの投資のコツ

モトリーフール・香港支局、2018年12 月7日投稿記事より

2018年の年末にかけて株式市場が大幅に下落し、多くの投資家は対応に追われました。

しかし、株式相場の調整局面においては低価格でよい企業を買うことができるため、調整局面を喜ぶ長期投資家も多くいます。ここで覚えておくべき7つのことを紹介します。

投資のコツ
(画像=Getty Images)


株式相場の調整局面は思った以上に頻繁に起こる

まず、株式相場の調整局面は珍しいことではないことを理解する必要があります。

市場分析機関Yardeni Researchのデータによると、1950年以降S&P500の最高値から少なくとも10%下落することが37回ありました。

このことから株式相場の調整局面は1.8年ごとに起きるものだということがわかります。

しかし、株式相場の調整局面が均等に起こるわけではないことを頭に入れておいてください。

何年も起こらない年もあれば、2018年のように10ヶ月以内に2度経験する年もあります。

要するに株式相場の調整局面に振り回されてはならないということです。


一般的に長く続くものではない

株式相場の調整局面は通常、長期的に続くものではありません。

1982年以来、2018年年末を除くS&P 500の36回の調整局面のうち22回は、104日以内に最悪の局面を脱し、2回のみが288日を超えるものでした。


感情的な投資家は短期に起きる出来事によって極端な行動を取る

急落する株式市場では、感情的になって取引をしてしまいます。

投資家は、短期的ニュースに基づいて、良い方、悪い方どちらにも両極端に動くような行動を取ります。

しかし、これらの短期的に起きる出来事が、上場企業の長期的見通しに影響を与えるということはまれだと考えた方が良いでしょう。


市場最良の日は、大抵最悪の日の直後に来る

株式市場で最善の取引日は、通常、最悪の日から2週間以内であると聞いて驚かれるかもしれません。

つまり、市場の暴落から身を遠ざけてしまうと、大きな利益を逃してしまうかもしれません。

JPモルガン・アセット・マネジメントの分析によれば、1995年1月3日から2014年12月31日までの20年間で、S&P500のベスト10の取引日を逃した場合、リターンは555%から191%に減っています。


最近の下落はさほど大きな問題ではない

投資家は、12月の株式市場の急落が、名目上の落ち込みに過ぎないことを認識しなければなりません。

私たちはダウやナスダックのポイントがこれほど下落しているのを見慣れていません。

しかし、ポイントではなくパーセンテージに焦点を当てましょう。

下落のパーセンテージを見るとそれほど気にするものではないことがわかります。

ダウとS&P500において、約7%の下落があって初めて、この下落相場について考え始めるべきだと言えるでしょう。


企業のファンダメンタルズはおそらく変化していない

極端な株式市場の変動は決して楽しいものではありませんが、上場企業のファンダメンタルズや長期戦略にはほとんど影響しないことを認識することが重要です。

ナスダック総合指数の283ポイントの下落は喜ばしくないかもしれません。

しかし、その下落によって、アマゾンがクラウドに対する方針を変えたり、フェイスブックが国際市場におけるユーザーあたりの平均売上を向上させたいという目標を止めたり、ネットフリックスが国際ストリーミングを拡張させるための努力を止めたりすることはないでしょう。

株式相場の調整局面が、所有している株式に投資しようと思ったきっかけを大きく変えることはほぼないと思われます。


長期投資家は下落相場を気にしない

最後のこの点は、最も重要と言えるでしょう。

確かに、株式市場は平均1.8年ごとに調整局面をしているかもしれませんが、毎回時間がこの問題を解決し、長期投資家かつ楽観主義者が成功していることが証明されています。

S&P500で起こった36回のすべての調整局面は、強気相場によってかき消されており、今回の調整局面でもほぼ確実にそうなると言えます。

高い品質の株式を購入し、保有し続け、忍耐力から得ることができた成果を長期にわたって収穫していきましょう。(提供:The Motley Fool Japan



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