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松井証券の株取引の手数料をSBI、楽天と比較 信用取引や投資信託についても紹介

大手ネット証券会社である松井証券の取引手数料は、他社に比べて安いのだろうか、高いのだろうか。現物取引の手数料を人気のSBI証券や楽天証券と比較してみよう。また、ロボアドバイザーを用いた投資信託など、松井証券の特徴も紹介するので、証券会社選びの参考にしてもらいたい。

松井証券の現物取引は10万円まで手数料無料

松井証券,手数料
(画像=mojo cp/Shutterstock.com)

松井証券の現物取引手数料は、1日あたりの約定代金で手数料が決まるボックスレートのみとなっており、わかりやすい料金体制になっている。以下が現物取引の手数料表だ。

松井証券現物取引手数料
1日の約定代金合計金額 手数料(税抜き)
10万円まで 0円
30万円まで 300円/0円(※)
50万円まで 500円
100万円まで 1,000円
200万円まで 2,000円
100万円増えるごとに1,000円加算

(※)口座開設後6ヵ月間は約定代金30万円までなら、手数料が無料(※)公式サイトの情報をもとに、筆者が制作

1日に何度取引をしても、約定代金の合計が10万円までであれば手数料は無料になる。また、口座開設後6ヵ月までは約定代金30万円までが手数料無料となっている。

信用取引も10万円まで手数料無料、一日信用取引はいくらでも無料に

松井証券の信用取引手数料も現物取引と同様のボックスレートでの計算となる。以下が同社の信用取引手数料表だ。

松井証券信用取引手数料
1日の約定代金合計金額 手数料(税抜き)
10万円まで 0円
30万円まで 300円/0円(※)
50万円まで 500円
100万円まで 1,000円
200万円まで 2,000円
100万円増えるごとに1,000円加算

(※)信用取引口座開設後6ヵ月間は約定代金30万円までなら、手数料が無料(※)公式サイトの情報をもとに、筆者が制作

1日あたり10万円まで手数料が無料であるのも含め、信用取引も現物取引と同様の手数料体系となっている。

ただし松井証券には一日信用取引という制度があり、信用取引でその日に買った銘柄をその日のうちに売る、または売った銘柄をその日のうちに買い戻すような、いわゆるデイトレードであれば、手数料は約定金額にかかわらず無料だ。

しかし信用取引では、株を買う際には金利が、売る際には貸株料がかかる。デイトレード時には、一注文あたりの約定金額が300万円以下の場合、年利2.0%の金利や貸株料がかかるため注意しよう。約定金額が300万円以上の場合は0%になる。

松井証券の投資信託の購入手数料は実質無料

松井証券で投資信託を購入する場合、購入手数料は最大で約定代金の4%(税抜)だ。しかし、手数料は全額ポイントとして還元されるため、実質無料となっている。ポイントは、Amazonギフト券やiPad、食品、家具などの商品と交換できたり、投資信託の積立資金として利用できたりする。

ただし投資信託には購入時の手数料以外にも信託報酬などの運用コストといった手数料が必要であり、それらのコストはポイント還元の対象外である点には注意して頂きたい。信託報酬は投資信託の商品によって異なるので、証券会社のサイトなどでチェックしてみよう。

松井証券の投信工房は初心者が始めやすい

投資初心者はロボアドバイザーによる資産運用のトータルサポートが受けられるサービス「投信工房」にも注目だ。

同サービスは、投資信託を用いた資産形成をサポートするロボアドバイザーで、ポートフォリオ(商品の組み合わせ)の提案から運用のメンテナンスまで、個人の資産運用全体を管理してくれる。

簡単な8つの質問に回答するだけで始められ、100円から投資可能と初心者にも使いやすいサービスとなっている。困ったときには投信専門のスタッフが電話で対応してくれる点もうれしい。

松井証券と楽天証券、SBI証券を比較―約定代金ごとに差がある

松井証券では1日の約定代金が10万円まで無料という格安な手数料体系を提供しているが、他のネット証券と比較した場合の手数料はどうだろうか。(価格はすべて税抜き)

1日の約定代金合計金額 松井証券 SBI証券 楽天証券
10万円まで 0円 0円 0円
30万円まで 300円/0円(※) 286円 191円
50万円まで 500円 429円 429円
100万円まで 1,000円 762円 858円
200万円まで 2,000円 以降100万円増加ごとに400円追加 2,000円
300万円まで 以降100万円増加ごとに1,000円追加 3,000円
300万円以上 以降100万円増加ごとに1,000円追加

(※)公式サイトの情報をもとに、筆者が制作

業界最大手のSBI証券でも、1日あたりの約定代金の合計で手数料が決まる「アクティブプラン」で、松井証券と同様に約定代金の10万円までが手数料無料となっている。

楽天証券でも1日あたりの約定代金の合計で手数料が決まる「いちにち定額コース」で約定代金の10万円までが手数料無料だ。

実は、一定金額以内であれば一日に何回取引しても手数料が変わらないボックスレート手数料を証券業界で最初に実施したのは松井証券だ。金額にもよるが、現在でも同社とネット証券最大手のSBI証券や楽天証券の手数料を比較しても、決して高くないといえるだろう。

手数料も安め、初心者にやさしい松井証券

10万円以下の少額取引は、常に手数料が無料の松井証券。ロボアドバイザーを使った資産運用が100円という少額から利用できるのは、初心者にもうれしい点だ。

現在、口座開設後半年間は30万円までの約定代金であれば手数料は無料となるので、この機会に口座開設してみるのもよいかもしれない。

文・右田創一朗(元証券マンのフリーライター)/MONEY TIMES

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