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暑い夏のオーストラリアで年越し 花火大会やセールなど満喫!

オーストラリアではクリスマスが終わってもほっと息をつく暇もなく、翌日の26日から大晦日にかけてイベントが目白押しです。オーストラリアで夏のクリスマスを過ごした後は、もう少し滞在をのばして、夏の年末を過ごしてみるのはどうでしょう。

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2018.12.26

ボクシングデーの大売出し

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クリスマスが終わると次に行われる大きなイベントが翌日12月26日の「ボクシングデーの大売出し(Boxing Day Sales)」。ボクシングデー?ちょっと聞き慣れない言葉かもしれませんね。昔、裕福な家に雇われていた執事や召使いは25日のクリスマスの日にはその家のクリスマス会の準備で忙しく、クリスマスを祝うことができませんでした。そのため、翌日の26日にそうした人達に休暇を与え、箱(ボックス)にプレゼントを入れて渡す習慣があったのです。この日は今はもうあまり当てはまらないのですが伝統的な祝日として残っています。
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でもボクシングデーは、普通の人にとっては大売出しの日。「ボクシンデーセールズ」と呼ばれ、ほとんどすべてのショップが商品を破格の値段で売り出します。割引は平均40%位でしょうか。ショップによっては80%割引くところもあります。オーストラリアではクリスマスの前はプレゼントの買い物で忙しく、クリスマスの後は大売出しの買い物で忙しということに!

クリケットの特別試合「ボクシングデーテストマッチ」

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同じボクシングデーにメルボルンのクリケットグラウンドで始まるのが、クリケットの特別試合「ボクシングデーテストマッチ」です。
クリケットはイギリスで始まったスポーツ。日本人にはちょっとなじみの薄いスポーツかもしれません。野球の原型とも言われていて、ボールをバットで打ってそのボールがフィールド内にある間に打者が走って点数を稼ぐところがよく似ています。
細かいルールには違いもたくさんありますが、一番の違いはクリケットにはベースがないことです。
どこを走るのかと言うと、野球でいう投手と捕手の所にウィケットという3本の棒が立っています。打者はボールを打った後このウィケットの間を往復して点数を稼ぎます。
© Visit Victoria

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オーストラリアでは昔からクリスマスのシーズンになると州の間でクリケットの試合をする伝統があったのですが、家族と一緒にクリスマスを過ごせないという問題がありました。そのため近年では、その時期を少しずらしてクリスマスが終わったボクシングデーの12月26日~12月30日まで行うようになったのです。
この試合、今では国際試合。その年に選ばれた外国のチームがオーストラリアのチームと対戦します。2018年はインドが、2019年はニュージーランドが対戦国になっています。
■ボクシングデーテストマッチ
会場:メルボルンクリケットグラウンド
住所:Brunton Ave, Richmond VIC 3002
公式サイト:https://www.mcg.org.au/ (このサイトでチケットが予約できます。)

ローレックス・シドニー・ツー・ホバート・ヨットレース

© Tourism Australia

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オーストラリアで12月26日に始まるもう一つのスポーツイベントがウォッチメーカ「ローレックス」が主催する「シドニー・ツー・ホバート・ヨットレース」。このヨットレースは、シドニーから出発してタスマン海峡を渡りタスマニアの州都ホバートまでの1,100kmを競うヨットレースです。参加はプロからアマチュアまで自由。順調に行けばちょうど大晦日の年が変わる前にホバートに到着でき新年を祝うことができます。
© Destination NSW

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このレースの見所は何といってもボクシングデーに、無数の参加ヨットや監視船や補助船などがシドニー湾から一斉にスタートするときの光景です。この光景を一目見ようとシドニー湾の数ある岬にたくさんの人が集まります。世界的にも悪名高い難関と言われているタスマン海峡。湾を出たヨットはのこの海峡の荒波を乗り越えながら一路ホバートへ。夏に大晦日を迎えるオーストラリアならではのイベントだということができるでしょう。
■ローレックス・シドニー・ツー・ホバートヨットレース
公式サイト:http://www.rolexsydneyhobart.com/

シドニー湾のカウンドダウンと新年の花火

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さて、いよいよ大晦日。この日は友人同士が集ってにぎやかなパーティーを開きます。主要都市ではコンサートが開かれ、その後新年へのカウンドダウンが。日本の大晦日とは違ってとにかくにぎやかに新しい年を迎えるのがオーストラリアの大晦日。夜の9時には子供用の花火が打ち上げられますが本格的な新年の花火は真夜中のカウントダウンの直後。世界の各地でも似たようなイベントが開かれると思いますが、やはりゴージャスなのはシドニーの花火なのではないでしょうか。CNNの「2017年新年の花火、世界のトップ10」で1位に選ばれています。
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「シドニーハーバーブリッジ」を中心に約20分打ち上げられるシドニーの新年の花火は、年々豪華になる一方。花火を鑑賞するベストスポットは近くのホテルやレストラン。予約が難しいことと値段が高いため、明るいうちから、花火が良く見えるスポットの陣取りが始まります。
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さて、大晦日の食べ物ですが、日本だったら年越しそばですね。オーストラリアには特にこれといった大晦日の食べ物はないのですが、年が明けるとシャンペンで乾杯します。これで本当に新年になった気分に!

2019年もどうぞ良いお年をお迎えください!

まとめ

オーストラリアではクリスマスシーズンの始まる11月下旬から新年にかけてを「祭りのシーズン(Festive Season)」と呼び1年の中で大切なイベントが数多く行われます。特にここでご紹介したクリスマス明けから大晦日明けまでの1週間は、1年で一番賑やかな時期。今年の年末は夏のオーストラリアで、エキサイティングなイベントを体験してみるのはどうでしょうか。
setsukoT

setsukoT

オーストラリアのメルボルン在住。現地の日系企業で翻訳・通訳をする傍らフリーランスライターとして記事を執筆。2017年からはフルのライターに。カルチャーや社会に関心があり、趣味は旅行とアート。旅行はほとんどの場合、自分たちで計画して旅している。

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