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景気後退は株式ポートフォリオにどのような影響を与えるのか?

モトリーフール米国本社、2019年6月21日投稿記事より

Q:ほとんどの専門家は今後2年以内の景気後退の発生を予想しています。それは株式市場にとって何を意味するのでしょうか?そして、不況が過ぎ去るまで株式市場から距離を置くべきでしょうか?

影響
(画像=Getty Images)

A:景気後退がもうすぐ発生するという見方は適切と思われます。歴史的に見て、景気後退は通常4年から10年ごとに発生します。現在は、リーマンショック後の最後の景気後退が終わってから10年経ちます。

ただし、景気後退をただ待つのではなく、それについて知っておくべき重要事項がいくつかあります。

第一に、景気後退は必ずしも株式相場が急落するという意味ではありません。

景気後退とは、米国のGDPが2四半期連続でマイナスの成長となることを意味します。

1950年代半ばまでさかのぼると、景気後退の間の株式市場の平均リターンはマイナス1.5%でした。

確かに下落傾向にありますが、不況の間に株式相場が急落するとは必ずしも言えません。

事実、市場全般では過去8回の景気後退のうち、4回は上昇を記録しました。

さらに、株価は、景気後退直後の数年間で非常に好調に推移する傾向があります。

平均すると、S&P 500インデックスは景気後退が終わった後の1年間で15.3%のリターンを生み出し、3年間では40.1%のリターンをあげました。

景気後退の際の株式相場の状況は、ケースバイケースです。

しかし、景気後退を抜けると優れたパフォーマンスが上げられる傾向にあります。

いつ景気後退が発生するのか、またはどのくらい続くのかを正確に予測することは不可能であるため、景気後退のタイミングを正確に捉えようとするのは間違った考え方でしょう。

景気後退を乗り越えられる可能性が高い株に投資し、長期間保有し続けることが一番重要でしょう。(提供:The Motley Fool Japan

(米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)
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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。