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時代遅れとなりつつある英国の賃貸用不動産投資

モトリーフール英国支局、2019年4月15日投稿記事より

最近、英国の賃貸用不動産投資が逆風に直面しています。さらに、住宅価格は平均賃金と比較して依然として高いままであり、賃貸用不動産で利益を上げにくくなっています。

不動産投資
(画像=Getty Images)

不動産の代替投資

筆者は、ロンドンの株式市場で不動産関連株への投資を選好します。これは、現物不動産市場から利益を得るよりも、簡単な方法です。

まず、Land Securities GroupやBritish Land Companyのような5%近くの配当利回りを持つような企業への投資を検討すべきでしょう。住宅建設会社の中にも、多くの配当を支払う会社がいくつもあります。Persimmonの配当利回りは10%、Barratt Developmentsは7%、Taylor Wimpeyは9%です。

不動産価格が上がり、新築住宅の需要が堅調に推移すると思われる場合は、それらの会社はさらに投資妙味が増します。不動産関連株にだけ投資したいのであれば、FTSE 250とFTSE Small-Capにリストアップされている不動産関連会社も検討すべきでしょう。しかし、すべての不動産関連株に悪影響を与えるものが一つあります。それは、景気の低迷です。

不動産市場のリスク軽減

不動産市場のリスクを軽減するため、筆者は投資範囲を不動産市場および不動産関連株以外にも広げたいと思っています。ロンドンの株式市場の多くの株は、不動産関連株ほど景気に敏感ではない事業によって支えられています。それらの株の中には、持続可能な配当利回りを有しているものもあります。

たとえば、FTSE 100のメインインデックスに含まれる、8%の配当利回りを誇るImperial Tobaccoに投資し、3.5%の配当利回りの製薬会社アストラゼネカへの投資を検討してもいいでしょう。こういった企業は、景況感にそれほど関連しない消費財を生産しており、顧客はその商品を繰り返し購入します。このような企業の業績は安定性があり、ある程度予測可能であるといえます。そして、両社は配当の支払いを継続しています。不動産市場に影響を与える可能性がある広範なマクロ経済の減速においても、両社の株価は相対的に持ちこたえると考えられます。

もう1つのアプローチは、FTSE 100に追随するインデックスファンド、または別のインデックスに追随するファンドに投資し、いわば株式市場自体に投資することです。それにより、一定の利回りを得ることができます。(提供:The Motley Fool Japan


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