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日本市場でも積極的には買い難いという状況

今朝も冷たい雨と強い風でとても寒い朝でした。株式市場もいっこうに晴れ間が見えず、冴えない展開が続いているのですが、逆に底堅いという見方も出てきており、そろそろ下げなくなるのではないかと思います。特に米国ハイテク銘柄などはこれまでが買われ過ぎということなのでしょうから、完全に戻すには時間もかかるのでしょうし、「GAFA」や「FANNG」が違う形でヒーローとして復活するか、次のヒーローが出てこないとだめということなのでしょう。

景気拡大がここまで続いてきたことでの息切れもあるのでしょうし、AIだのIoTだの自動運転だの5Gだのという次の世代の収益が見えてくると次に進めるということなのでしょう。ここから年末は来年に対する期待も膨らみ株式市場も戻すものと思いますが、来年を考えたときに期待が萎むというような世界的な政局の混乱、貿易問題などの懸念が強まらないと良いと思います。

本日の投資戦略

アルゴナビス清水の投資戦略
(画像=PIXTA)

米国株も下落は止まったような感じですが、買い戻し一巡ということでもあって戻りも鈍くなっています。懸案事項が何も解決していないということなのですから、少なくとも積極的には買われないということでしょう。日本市場でも同様に先物・オプションSQ(特別清算指数)算出もあって、積極的には買い難いという状況なのでしょう。

昨日の相場でもファーストリテイリング(9983)やユニーファミマ(8028)が強く、日経平均でのウェイトも、ユニーファミマがファナック(6954)を上回りました。この2銘柄が日経平均を下支えしているということであり、逆に言えばこの2銘柄が下がらなければ日経平均も下がり難いのです。他の銘柄がそれだけ売られているということでもあり、ここから戻す過程では売られ過ぎ銘柄の上昇が期待できると思います。

銀行株や半導体関連銘柄は業績面で期待できないということなのでしょうが、そこを勘案しても売られ過ぎと思います。目先の値動きについて行くだけという投資家(投機家)が多いのですが、ここは引き続き売られ過ぎ銘柄低PER(株価収益率)銘柄に注目です。東レ(3402)や武田薬品(4502)、高島屋(8233)なども「割安銘柄」であり、三井住友(8316)も売られ過ぎではないかと思います。

三井住友(8316)は下値を試す動きになっています。移動平均線や基準線との乖離も大きく、RSIやストキャスティックスは若干下値余地もあるものの低い水準であり、そろそろ反発が期待されるところです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。