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投資のプロに学ぶ、成功する投資家の10の属性(その4)

モトリーフール・シンガポール支局、2018年12月10日投稿記事より

クレディ・スイスの元グローバル金融ストラテジー責任者、そして、ブルーマウンテン・キャピタル・マネジメントのリサーチディレクターであるマイケル・モーブッサンは、投資プロセス、会社分析のテクニック、ポートフォリオのポジショニングなどに関する詳細なメモや記事で有名です。

モーブッサンは、2016年8月に書いた記事で、偉大な投資家が持っている10の属性に言及しています。

モーブッサンが紹介した10の属性は、長期的に学びかつ発展させていけます。この記事では、投資家が学ぶことができる次の2つの属性を見ています。

投資のプロに学ぶ、成功する投資家の10の属性(その1)
投資のプロに学ぶ、成功する投資家の10の属性(その2)
投資のプロに学ぶ、成功する投資家の10の属性(その3)

投資のプロ
(画像=Getty Images)


行動における偏見に気をつける

私たちは人間なのでミスをします。

自分の持っている偏見に気づき、それらが引き起こすミスを防ぐことが重要です。

行動ファイナンスは、経済、投資、心理学が交わる部分を研究する新しい学問です。

この研究は、投資家は感情に揺れ動かされることなく決断する、と見なされる経済学の合理的なモデルから逸脱するものです。

この分野では、投資家が行うような合理性から逸脱した様々な行動を説明します。

例えばヒューリスティック(近道をすること)は、経験したことに基づいてより迅速な決定をすることに役立ちます。

私たちの脳は、このように近道をして時間を節約し、繰り返し面倒なことを考える手間を省きます。

しかし、複雑で混沌とした投資にこれを適用する場合、このような近道は誤った決断につながる危険性があります。

投資で成功する人は、行動における偏見を回避できないことを理解しています。

そして、偏見の影響を最小限に抑えるための鍵は、これを理解し、管理する方法を身につけ、合理的思考を使う環境に身を置く、というものです。


情報と影響の違い

情報が投資決断に影響を与えてしまう可能性についてお話しします。

株価は、買い手と売り手が取引するためにどれくらいお金をかけたいかという情報を提供します。

しかし、この価格が、企業の優位性や将来の見通しに関する情報を不用意に伝えてしまう可能性があります。

こうなってしまうと、株価の動きを将来の見通しとして利用している株式市場の他の参加者に影響を与え始めます。

投資は社会的なものなので、集団思考に吸い込まれ、分析の厳密さを捨てるような貧弱な投資決断につながる可能性があります。

投資家として成功するには、独立した考えを持ち、適切な決断をするために他人の意見を自分から切り離して考える必要があります。

これは不屈の精神と訓練を必要とするため、非常に困難なことだといえます。(提供:The Motley Fool Japan



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