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投資に悪影響を与える3つの錯覚

モトリーフール・シンガポール支局、2018年12月6日投稿記事より

投資する過程で判断力を鈍らせ、投資に悪影響を与える可能性のある心理的影響が2つあります。

これは「誤謬」と「錯覚」です。「錯覚」は現実感を歪めます。

この記事では、投資家が気をつけなければならない3つのタイプの「錯覚」に焦点を当てていきます。

錯覚
(画像=Getty Images)


コントロールに関する錯覚

お金や投資に関する事柄の場合、コントロールに関する錯覚が頻繁に発生します。

これは、人々が自分で出来事や結果をコントロールする能力を過大評価する傾向を指しています。

投資は言わば確率論的な行為であり、投資理論に基づく洞察および厳密な分析を行う必要があります。

さらに、投資は、結果ではなくプロセスに焦点を当てるべきものです。

投資は、運を含めた無数の要素で成り立っているものであるにも関わらず、コントロールに関する錯覚を信じている投資家は、投資判断の結果をコントロールできると考えます。

コントロールに関する錯覚を持っている投資家は自信過剰になり、投資の結果をコントールできるという誤った考えの下、多大な資金を一つの投資先に投入してしまう可能性があります。


結論に飛びつく

結論に飛びつくということは、自分自身が優れた知識を持っていると過信し、投資において決断する際に近道を通ろうとすることです。

また、人間は時間や労力をかけて得た情報を信じる傾向があります。このような場合、自分自身を信じきっていることから、誤った投資判断を下す可能性が出てきます。


錯覚のクラスタリング

錯覚のクラスタリングとは、パターンがないにも関わらずパターンがあると思い込んでしまうことです。

このような心理的錯覚は、実際にはパターンが存在しないにもかかわらず、価格チャートの線から株式市場のパターンを識別できると主張するチャート分析者によく見られます。

私は、チャート分析者が妄想的であるとまでは言いません。

しかし、私たちの脳は、無作為で無関係な現象の中にパターンを見出そうとしてしまうのです。

たとえば、空に浮かんでいる雲を見て、顔やもの見えてきたことはありませんか?

この錯覚がどれくらい頻繁に起こるものであるか想像できたことでしょう。(提供:The Motley Fool Japan



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