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急騰したビヨンド・ミートに替わる人工肉関連投資を探る

モトリーフール米国本社、2019年5月23日投稿記事より

5月上旬に上場した人工肉のビヨンド・ミート(ティッカー:BYND)の株価は、25ドルで上場した後に急騰し、現在も80ドル前後の高値水準を維持しています。

人工肉
(画像=Getty Images)

同社株の上昇に乗り遅れた投資家には、人工肉を使ったハンバーガーを販売するファストフード企業への投資など、人工肉関連で利益を享受できる方法があると考えられます。ビヨンド・ミートの株価は、シトロン・リサーチのアナリストであるアンドリュー・レフトが「あきれてものが言えない」と言及しているほどのバリュエーションになっています。

同社株は現在、PSR(株価売上高倍率)約50倍で取引されていて、これは合法マリファナ関連株の異常な株価に匹敵します。さらに、人工肉関連でビヨンド・ミートは先行企業に過ぎず、今後多くの競合企業が台頭する可能性があります。

人工肉の市場規模は大きいかもしれませんが、ビヨンド・ミートの競争優位性がどれだけ継続するかも不透明です。ビヨンド・ミートのライバルであるインポッシブル・フーズの人工肉は、大手ハンバーガーチェーン「バーガーキング」の定番商品「ワッパー」に導入され、「インポッシブル・ワッパー」として売られています。

(訳注:ロイター通信の報道によれば、非上場のインポッシブル・フーズは5月中旬に3億ドルの資金を調達し、合計資金調達額は7億5,000万ドル超に達しています。同社には、ビル・ゲイツや有名なベンチャーキャピタルが出資しています。同社経営陣は、上場の準備をしているものの、急がないとコメントしています。)

バーガーキングを展開しているカナダ企業のレストラン・ブランズ・インターナショナル(ティッカー:QSR)は、傘下のカナダ大手ファストフードチェーンの「ティムホートンズ」では、ビヨンド・ミートの人工肉を使った朝食サンドウィッチを開始しました。

人工肉人気にいち早く対応したレストラン・ブランズの株価は、3月以降約11%上昇しています。人工肉関連企業の台頭を活用できるレストラン・ブランズには、投資妙味がありそうです。株価も、上昇しているとはいえ、予想PER(株価収益率)18.2倍、PSR5.9倍で推移していて、ビヨンド・ミートのPSR約50倍に比べる地に足がついています。レストラン・ブランズは野心的な店舗拡大を計画しており(今後10年で4万店舗突破)、また、人工肉などの新機軸により既存店売上高の押し上げも図っています。(提供:The Motley Fool Japan


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