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失敗から学ぶ、3つの投資のコツについて説明

モトリーフール・シンガポール支局、2018 年12 月12 日投稿記事より

2018年の間違いから学んだ3つの教訓を、皆さんと共有したいと思います。

エレノア・ルーズベルト(婦人運動家で、アメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻)は、かつて「他者の間違いから学びましょう。自分で全ての間違いを経験するほど十分に長生きなどできません。」と言いました。

私の学んだ教訓が、あなたをより良い投資家にする手助けになることを願っています。

失敗から学ぶ
(画像=Getty Images)


間違いその1:購入のペースを調整しない

2018年は株価の変動が大きい一年でした。

私が所有している企業の株価が短期的に下落する動きを見せました。

私はこれらの株式を購入した時と同じ理由で引き続き保有したいと考えていたため、この価格の下落を見て、株式を追加購入しました。

しかし、買いすぎたため、これらの企業は私のポートフォリオの大部分を占めるようになりました。

この中の1つ、キングスメン・クリエイティブス(ティッカー:5MZ)のポジションが大きくなりすぎたため、私は神経質になりました。

私がここで学んだ教訓は、意図せず特定の企業が短期間でポートフォリオの大部分を占めないように、購入のペースを調整しなければならないということです。

購入した企業がどれほど良いものであっても、ポートフォリオのポジションをリスクとリターンに応じて適切に取っていない場合、ポートフォリオ全体で悪影響を受ける可能性があります。

これにより、株式市場のベンチマークを大幅に下回るパフォーマンスとなってしまう可能性があります。

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間違いその2:過小評価された企業にのみ投資する

私は、長年にわたってバリュー投資を教え込まれてきました。

この考え方は主に、本源的価値を下回って売られている企業に投資すべきだというものです。

このことから、私は過小評価された価格で売られていた企業(割安株)にのみ投資していました。

しかし、これらの企業が逆風に直面した時、企業の利益率が低下し、そして株価も下落しました。

セカンド・チャンス・プロパティーズ(ティッカー:528)がこの例にあたります。

企業の事業基盤が変わったため、損切りするはめとなりました。

損失は痛かったですが、ポートフォリオをより良くするため、パフォーマンスの低い企業をポートフォリオから除かなければならないことに気付きました。

バリュー投資は確かに良いものです。

しかし、全ての企業に適用することはできないことを教訓として学びました。

正当な理由から、適正または高いバリュエーションで取引されている企業もあります。

例えばこれらの企業は、長期的に大きな利益を得ることができ、持続可能な競争上の優位性を保つかもしれません。

割安な価格で安い企業を買うよりも、適正な価格で素晴らしい企業を買う方が買う方がはるかに優れていることが最近になって分かりました。

もうバリュエーションの低い企業に投資はしないと言っているわけではありません。

安いものにのみ投資する必要はなく、一見高価に見える企業に投資しても大丈夫だということを学んだのです。

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間違いその3:自国市場以外に見向きもしない

約10年前に投資を始めて以来、私はシンガポールで上場している株式にのみ投資してきました。

私はシンガポールについてよく知っており、すでに多くの企業(約700)が上場しているので、海外に関心を向ける必要はないと思っていました。

その結果、保有企業の業績が一斉に悪化した時に、株価もひどく影響を受けました。

他の株式市場に上場している素晴らしい成長企業も多くあることから、勝手知ったる居心地のよい国内市場を抜け出して、私も海外市場に投資しなければならないことに気付きました。

このことから、私はセカンド・チャンスなどの業績の悪い企業の株式を売却し、他の良好な海外企業にも資本を再配分し始めました。

私のポートフォリオの大部分はまだシンガポール市場の株式なのですが、徐々に外国株式のポジションも増やしています。

シンガポールから一歩抜け出すことで私のポートフォリオは、人工知能、電子商取引など、世界各地で起きている強力な成長トレンドを捉えることができるようになりました。

シンガポールに上場している企業は、これらの分野にまだあまり踏み込んでいません。(提供:The Motley Fool Japan



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