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売られ過ぎ銘柄にも底堅さが見られる状況に

昨晩から星が見えているのに雨が降ったり、この時期にしては雨が多いような気がします。夏の高気圧が強いせいで「エルニーニョ現象」の影響だということですが、遠く離れた海面の温度が高いか低いかで天候が変わるというのも不思議なものです。株式市場も米中間の貿易摩擦が影響して右往左往させられ、欧州の政情不安などの影響で買い切れないということもあり何が影響するかわからない感じです。

「逆イールド」も昨日テレビで取り上げてみましたが、これも特に取りざたされるという状況でもなくなって、実際に「逆イールド」は解消されているのですが、米国の金利情勢は株式市場への影響は大きいと思います。金利が高いか低いかということは株式市場にとっても重要なことでもあり、少し金利も気にしてみるといいかもしれません。また、まだまだ米VIX指数や日経平均VIなどが高止まりしているということも意識しても良いのではないかと思います。

本日の投資戦略

アルゴナビス清水の投資戦略
(画像=PIXTA)

米国株はまちまちですが、売り急ぐということでもなく、本日の日本市場は堅調な始まりも期待されます。ただ、ここまで特に材料がないなかで急反発となっており、週末の手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうです。ただ、一方で指数に影響の大きな銘柄が信用取引の売り残高が増えており、買い戻しで指数を押し上げるということもありそうです。

いずれにしても取り立てて売り買いを急ぐような材料にも乏しく、いったん動き始めると動いた方に大きな動きになるということになるのでしょうし、動かなければ動かないで上がれば売られ、下がれば買われるというように目先の需給だけで右往左往することになるものと思います。

売られ過ぎ銘柄にも底堅さが見られる状況になって来ました。引き続き低PER(株価収益率)銘柄など売られ過ぎ銘柄に注目です。三菱UFJ(8306)などの銀行株や三菱商事(8058)などの商社株、そして、マルハニチロ(1333)や極洋(1301)など水産株の戻しも期待されます。

マルハニチロ(1333)は底値圏で下げ渋りとなっています。RSIやストキャスティックスも底値圏にあり、底堅さを確認しての戻りが期待されます。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。