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原油価格はどこまで上がるのか? トランプ大統領の「判断」で急変するリスク、ウォール街では慎重な声も

原油価格,見通し
(画像=ZUU online)

昨年末から原油価格の堅調地合が続いている。2018年12月7日、OPEC(石油輸出国機構)及びロシアなど非加盟国の主要産油国は2019年1月から合計で日量120万バレル減産することで合意した。この合意をきっかけにそれまで下落基調にあった原油価格のトレンドが大きく変化したと見られている。先週3月18日には、4月に開く予定だった臨時総会と減産参加国の全体会合の見送りを決め「6月末まで協調減産の規模を維持する方針を確認」したこともサポート要因だ。

ただ、減産の背景には世界経済の減速で原油需要が伸び悩んでいるという事情もある。3月のOPEC月報によると、2019年のOPEC産原油に対する世界需要予測は平均日量3046万バレルで現在の生産量を下回っている。また、ウォール街の市場関係者からは上昇基調の持続性を疑問視する声も少なくない。

今回は原油市況を取り巻く環境とリスク要因についてリポートしたい。