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原因は脳の仕組みにある? 男が記念日を忘れてしまう理由

男にとってはただの「うっかり」だが、女性は「自分は愛されていない」と受け取る 最初に認識しておかなければならないのは、女性にとって記念日はまさに特別な日だということ。記念日を忘れられると、女性は「愛情の薄れを感じる」と佐藤さんは話す。 「女性にとって、配偶者に愛されることは自分の心身の安全を意味しています。特に、夫と一緒に記念日を祝うことは、女性が望むロマンチックな愛情表現ともなります。だからこそ、夫に記念日を忘れられたり、お祝いする約束を破られたりすると、『自分への愛情がなくなったのかな?』と不安になるのです」(佐藤さん、以下同) 男性にとってはただの「うっかり」だが、女性にとっては「一大事」。この両者のズレをしっかり認識しておかないと、後々もっと大きなトラブルとなってしまうという。 「自分のことをわかってくれている」という信頼感によって、妻の優先順位を下げる そもそも、男性が記念日を忘れがちなのは、「脳の仕組み」に原因があるという。 「男性の脳はひとつのことに集中する能力に優れ、シングルタスクに向いているとされます。このため、何かに集中すると、ほかのことを思い出せなくなってしまうのです。その代表的な例が『仕事が忙しくなると妻との記念日を忘れてしまう夫』という構図です」 それに加え、男性の脳は「優先順位の付け方にも特徴がある」と佐藤さんは指摘する。 「男性は、自分とかかわりが深い人物や事柄に対する優先順位を無意識に下げる傾向があるとされています。生活の中心に仕事、友人、妻がある場合、もっともかかわりが深い妻との約束を後回しにしてしまうのです。ただ、優先順位が低いからといって、それは『妻を軽視している』ということではありません。『妻は自分のことをよくわかってくれているはず』という信頼感によって優先順位を下げる特徴があるとされています」 その一方、女性には記念日はもちろん、日常生活の細々としたことまでしっかりと覚えている人が多い印象がある。じつは、これも脳の仕組みに関係しているという。 「女性は、脳の記憶にかかわる『海馬』が男性より大きく、感情を記憶する『扁桃体』という部位も発達しています。そのため、女性は記憶と感情を結びつけて、印象に残った出来事を鮮明に記憶できるといいます。女性は、出会ったときのことやプロポーズ、結婚式、出産時など、そうした細かいシチュエーションまで覚えているので、『あなたはあのときこうだった』と、あとから指摘されて困惑する男性も多いのではないでしょうか」 男は仕事上のスケジュールは優先的に覚えるが、個人的な用事はあいまいになりがち だとすると、記念日を覚えておくには記憶力だけに頼らない工夫が必要になりそうだ。 「男性は、仕事のスケジュールなら優先的に覚えられますが、記念日や誕生日など、個人的な用件は曖昧になりがちな傾向があります。後々のトラブルを避けるには、自宅内のよく目につく場所にカレンダーを貼り、記念日に丸印をつけるのもテクニックのひとつ。印を日常的に目にしていれば、たとえ日付を忘れてもすぐに思い出せるはずですよ」 それでも記念日を忘れてしまった場合は、言いわけをせず、「素直に謝って愛情を示すことが大切」と佐藤さんはアドバイスする。なにしろ妻は何もかも覚えているのだから…。 最後にアドバイザーからひと言 「女性は、男性が記念日を覚えていることに愛情を感じます。女性にとって記念日がどれほど大事かを知っておいてください」