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内需系の株や売られ過ぎ銘柄に注目

昨日とは違い本日は寒く、冷たい雨も降っています。ここのところ毎年「今年は異常気象だ」と言っていますが、株式市場も相場の参加者も見ているところも、反応する材料も変わって来ており、動きが激しくなっているという感じです。米国株式市場が休場となったことで本日の相場も落ち着いて来るのでしょうが、一昨日のように特に材料のないなかで大きく下落となると、何が起きているのわからないうちに大きく損をしてしまうということにもなりそうです。

ETF(上場投資信託)などでも本来の使われ方と違って投機的な取引の対象となるなど、市場の雰囲気もあまり良いとは言えないのですが、しっかりと「安いところ」を買っておけばいいということです。不思議なことに(実は不思議でもなんでもないのですが・・・)、今年のような乱高下相場ですとよく耳にするのが、「証券会社のいう通りにしたら損をした」とか「インターネットの情報をうのみにして痛い目にあった」とか「友達に言われた株を買ったら大損をした」というようなことなのです。終わりよければすべて良しということで最後はしっかりと安いところを買って、含み益を持ってお正月を迎えたいものです。

本日の投資戦略

アルゴナビス清水の投資戦略
(画像=PIXTA)

昨日の日本市場は米国株安の割には下げ渋りとなった感じですが、前日の大きく下落していたことや米国が休場となることでさらに売り込まれるという懸念が少なかったということでしょう。加えて、日本市場でも割高感が強い銘柄が売られるなかで割安感が強い銘柄も多かったということなのでしょう。

ただ、もう一つの下げ渋り要因である信用取引の売りの買い戻しも一服となると買い戻しでの上昇で割高感が強まっている指数に影響の大きな銘柄等が冴えない展開となり、指数の上値を押さえる要因となりそうです。

引き続き世界情勢に不安があるなかでは内需系の株や売られ過ぎ銘柄に注目です。引き続きJT(2914)などの高配当銘柄や三菱商事(8058)などの売られ過ぎ銘柄、そして割安感も出ている三菱UFJ(8306)など銀行株も注目です。

三菱UFJ(8306)は年初来安値更新となりましたが、下げ渋りとなりました。ここからは底堅さも見られると思われ、売られ過ぎの反動が期待されます。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。