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仕事にワクワクできる「天才」は世に5%だけ 凡人との差は「ある仕組み」にあった

(本記事は、西田一見氏の著書『ビジネスNo.1理論』現代書林、2014年7月15日刊の中から一部を抜粋・編集しています)

ワクワクするイメージを持てれば、誰もが自然と成功できる

ビジネスNo.1理論
(画像=Pressmaster/Shutterstock.com)

世の中には、仕事にワクワク取り組める「天才」がいます。その一方で、仕事をしていてもつらい、つまらないと感じる「凡人」がいます。

しかし、仕事にワクワク取り組める「天才」は、世の中に5%しか存在しません。

この差を生み出しているものは、いったい何なのでしょうか?なぜ、ほとんどの人間が「やらなければならないこと」を歯を食いしばりながら頑張る一方で、わずか一部の人間だけが楽しそうに仕事をしているのでしょうか?

実は、彼らは自然とワクワクしているわけではないのです。人間の脳の仕組みを利用して、意図的にワクワクを創り出すことができるのです。

(1)目標達成している様子をありありとイメージする。
(2)そして、そのイメージを持ち続ける。
(3)すると、イメージを実現しようという願望が生まれ、願望が行動を続けさせる。

この(1)→(2)→(3)のステップにより目標が達成されることを彼らは熟知し、このステップを毎日実行しているのです。

ビジネスの世界でNo.1になるための第一脳力「成信力」は、このサイクルを習慣化することによって養われます。

ここで、サイクルの1つ1つについて少し解説していきます。

(1)目標達成している様子をありありとイメージする

目標達成している様子のことを、私たちは「夢目標」と呼んでいます。ここで注目してほしいことが2つあります。

1つは、以下のように「夢目標を実現するイメージング3原則」を理解した上で行うこと。

原則1:すでに夢や目標が実現した状態をイメージする

「こうなれたらいいな」「ああなりたい」は達成半ばのイメージ。そうではなく、「すでにそうなった」状態をイメージします。

原則2:細部までリアルにイメージする

目に見える光景、聞こえてくる音、感じる香りやニオイ、身体が感じる重さや質感などなど……五感すべてを総動員して、その状態を細部までリアルにイメージします。

原則3:イメージに自分の感情を加える

夢目標を達成したとき、あなたの感情はどのようになっていますか?それを想像し、味わいます。

もう1つは、「夢」という言葉からもわかるように、「それが実現したら最高!本当にうれしい」というものをイメージすること。

ビジネスにおいて目標というと、「年商10億円」といったように数値だけを掲げる人が多いようです。けれども、夢目標は違います。

例えば、こういうことです。

「年商10億円を達成し、従業員とその家族を集めて一流ホテルで開催したパーティー。そこで、全員で輪になって肩を組み、自分はみんなに『ありがとう』と言っている。従業員の中にはうれし涙を流している者、白い歯を思い切り見せて満面の笑顔の者もいる。

それを見ていて、自分の胸にも熱いものが込み上げてきた。『ここまでよく頑張ったな』と思ったら、自分もうれしくて思わず涙を流していた……」

このように、あなたが「やったぞ!この瞬間が味わいたくて自分は夢目標を描いたんだ」という最高の場面を、まるでその場にいるようにありありとイメージするのです。

(2)そのイメージを持ち続ける

夢目標は、単にイメージするだけでなく、イメージを持ち続けることが大切です。その理由は3つあります。

理由1:脳はイメージし続けるだけで「実績アリの経験者」と見なしてくれる

脳というのは一見賢そうで、実はおっちょこちょいの面があり、「過去の経験」も「未来の経験」も、同じ「経験」ととらえてくれるのです。これほどオイシイ脳の「勘違い」を、私たちが利用しない手はありません。

人間は「常識の枠」によって行動にブレーキをかける、そしてその元凶となっているのが「過去の経験」だとお話しました。ところが、脳は、「未来の経験=私たちの夢目標」も過去の経験だと思ってくれる。

あなたが心からワクワクする夢目標を強くイメージし続けるだけで、脳は「実績アリ」と見なしてくれるのです。こんなにラクな方法はありません。

理由2:人は1日に7万回「無理だ」「ダメだ」「できない」と思っている

人は1日に7万回も思考しており、過去の経験からくるあなたの記憶データは、絶えずあなたの無意識に「無理だ」「ダメだ」「できない」と話しかけています。

これでは、あなたが成功するわけがありません。

「すでに成功した場面」というプラスの記憶データを送り込み続けることで、悪い習慣を断ち切り、プラス思考をするクセを脳につけさせるのです。

理由3:身体は脳がイメージしたことを現実にしようとする

これは、日常の中であなたがすでに何度も経験している、ごくあたりまえのことです。コーヒーを飲む際も、脳が「カップを持ってイスに座り、コーヒーカップを口に運ぶ」というイメージを事前につくり、そのイメージを実現させるべく身体が動いています。

つまり、人が行動するときには、どんな場合もイメージが先にあるのです。

(3)イメージを実現しようという願望が生まれ、願望が行動を続けさせる

夢目標というイメージがあると、心も身体も実現しようとワクワクします。そして、その間にトラブルや障壁があっても、「ダメだ」「無理だ」とまったく思わず、楽しく行動し続けられるのです。

目標達成までワクワクし続けられる状態、それは「願望」がある状態なのです。

これは、勉強が嫌いで1時間も座っていられない子が、大好きなテレビゲームに熱中している状態を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。

その子にとって勉強は「イヤだな、でもやらなきゃ」と感じるもの。だから、わからない問題があったり、他に楽しそうなことがあると、途中で投げ出してしまう。

けれども、テレビゲームはワクワクした状態で「よし、この画面をクリアして次の画面へ進むぞ」と願望を持って取り組んでいるわけです。そのため、何時間でも平気で集中できるのです。

ところで、この子はテレビゲームをしながら「苦しい」と思っているでしょうか?何としてでも「根性」でやり抜こうと思っているでしょうか?

答えはNOです。

(1)「夢目標をイメージする」→(2)「そして、イメージを持ち続ける」→(3)「すると、願望が生まれ、行動が続く」というステップを踏めば、「努力」も「根性」も「精神力」もまったく必要ありません。

楽しく行動した結果、自然と「成功してしまう」のです。

つまり私たちも(1)→(2)→(3)のステップを踏んで、テレビゲームに熱中する子どものように仕事をすればいいのです。

そして、この3ステップを毎日の生活で習慣化できたとき、あなたは第一の脳力「成信力」を獲得できたと言えるのです。

ビジネスNo.1理論
西田一見(Hatsumi Nishida)
メンタルトレーナー&目標達成ナビゲーター。株式会社サンリ代表取締役社長。サンリ能力開発研究所にて大脳生理学と心理学に基づく科学的なメンタルトレーニングの研究をはじめ、脳の機能にアプローチする画期的な潜在能力開発プログラム「SBT(スーパーブレイントレーニング)理論」を指導。さまざまな心理分析データから夢・目標達成をサポートする「目標達成ナビゲーター」として、講演・講習などですでに数百万人もの指導実績を持つ。

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