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三浦大知が歌唱する「歌声の響」とは? 両陛下がハンセン病療養所訪問をきっかけに作詞作曲した歌

沖縄県出身の歌手・三浦大知さんが2月24日、東京・国立劇場で行われる「天皇陛下御在位三十年記念式典」で天皇陛下が作詞、皇后陛下が作曲した「歌声の響」を披露する。

式典の模様は、同日14時ごろからNHK、テレビ朝日の他、インターネットでも生中継されるという。生中継の時間は以下の通り。

NHK総合 14:00~15:00

テレビ朝日 13:55~15:20

インターネット中継 14:00ごろ~

https://www.gov-online.go.jp/sp/gozaii30/index.html

 

名護市のハンセン病療養所を訪問したことがきっかけで生まれた楽曲

記念式典では、 三浦さんとソプラノ歌手の鮫島有美子さんがそれぞれ歌を披露する予定。

このうち三浦さんが歌うのは琉歌「歌声の響」

琉歌とは、沖縄周辺の島々に伝わる八・八・八・六の音数律をもつ定型詩だ。

2015年9月29日付の朝日新聞夕刊によると、この歌は天皇、皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)が1975年に初めて沖縄を訪れ、名護市のハンセン病療養所「沖縄愛楽園」を訪問したことがきっかけで詠んだ歌だという。

歌詞には、療養所の人たちがご訪問に感謝の気持ちを伝えるために歌った地元の船出歌「だんじょかれよし」の響きと、見送ってくれた時の笑顔が陛下の心に残っているという思いが綴られている。 

当時は、1931年に成立した「らい予防法」(1996年に廃止)のもと、ハンセン病患者は強制隔離する政策がとられており、ハンセン病患者は根強い差別や偏見に苦しんだ。

両陛下はその後も療養所の慰問を続け、ハンセン病患者らに寄り添い続けた。2014年には、国内にある療養所14施設すべての入所者との交流を果たした

初めての沖縄訪問で、国立ハンセン病療養所「沖縄愛楽園」を訪問された天皇、皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)=1975年7月、沖縄県名護市初めての沖縄訪問で、国立ハンセン病療養所「沖縄愛楽園」を訪問された天皇、皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)=1975年7月、沖縄県名護市