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マンション経営をするなら要チェック 入居者が求める人気の共用設備とは?

入居者に支持される共用設備を揃えているか? これも安定したマンション経営に必要なポイントです。ここでは、マンションの入居者に人気の共用設備について考えます。

支持される共用設備1位に輝いたのは最近話題のあのアイテム

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(画像=Alexander Supertramp/Shutterstock.com)

はじめに、SUUMOが実施した「マンション人気共用設備ベスト10」の結果から見ていきましょう。このアンケートは、住んでいるマンションの共用設備で満足度の高いものをランキング形式でまとめたものです。

  • 1位 24時間ゴミステーション
  • 2位 宅配ボックス
  • 3位 防災備蓄庫
  • 4位 敷地内公園
  • 4位 ライブラリー&スタディールーム
  • 6位 ゲストルーム
  • 6位 コンシェルジュ
  • 8位 パーティールーム
  • 9位 キッズルーム
  • 10位 ロビーラウンジ

ちなみにこのアンケートは、マンションに住む400人を対象にしたもの(2017年実施)であり、入居者のリアルな声を反映したものと言えるでしょう。

単身者向けワンルームで重視されるのはこの2アイテム

この「マンション人気共用設備ベスト10」をさらに詳しく見ていきましょう。1位「24 時間ゴミステーション」と2位「宅配ボックス」は、単身者・ファミリーに共通して求められる共用設備です。3位以下は、どちらかというとファミリーに求められる設備といえるでしょう。これらを踏まえて、単身者向けであるワンルームマンションを運用するオーナーは、共用設備として「24時間ゴミステーション」と「宅配ボックス」を意識する必要があります。

ただし、必ずしもこれらの設備が充実している投資用マンションを購入すべきということではありません。これらの設備がない物件でも、駅近やデザイン性といった他の魅力で競争力を保つことはできます。

夜型の入居者の満足度を高める「24時間ゴミステーション」

ここで考えたいのは、「24時間ゴミステーション」と「宅配ボックス」がなぜ入居者に圧倒的に支持されているかです。このアンケートでは、回答者の何%がその共用設備を支持しているかも示されていますが、どちらも90%以上でした。

  • 24時間ゴミステーション 支持率94%
  • 宅配ボックス 支持率92%

まず、24時間ゴミステーションが支持される理由として考えられるのが、早朝や深夜でも自由にゴミ出しができることです。特に夜勤のある病院や工場に勤務する人、勤務時間が不規則な仕事に就いている人にとっては大きな魅力でしょう。

24時間ゴミステーションといっても、ゴミ置き場が「建物内にあるタイプ」と「屋外にあるタイプ」があります。野良猫やカラスにゴミを荒らされる心配が少ないのは、建物内にあるタイプです。一方、屋外にあるタイプは管理体制が万全でないと、ゴミ置き場が荒れる可能性があります。それによって入居者の満足度が下がってしまう可能性もあります。

若い入居者の心をつかむのに有効な宅配ボックス

単身者に支持されるもう一つの共用設備は、「宅配ボックス」でした。ここ数年、楽天やAmazonに代表されるネットショッピングの利用者が急増しています。野村総合研究所の「生活者1万人アンケート(8回目)」によれば、過去1年のネットショッピング利用率は平均58%。20代では78%と高く、若い世代にとっては必須のサービスとなっています。

ネットショッピング利用率は年々高まる傾向にあるため、「宅配ボックス」の入居者ニーズもさらに高まることが予想されます。

共用設備の充実と物件価格のバランスが大事

先ほど述べたように、これから購入するマンションが人気の共用設備を備えていなければならない、ということではありません。共用設備が充実するほど、建築コストがかさみやすく、物件価格が上がりやすくなります。

大切なのは、共用設備と物件価格のバランスをうまくとって、適切な物件を選ぶことです。どちらを重視するかは、エリアによっても変わってくるでしょう。まずは、エリアのニーズをしっかり捉えるところから始めましょう。(提供:アセットONLINE


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