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ポートフォリオを崩壊させかねない3つの行動

モトリーフール・シンガポール支局、2018年12月7日投稿記事より

自らポートフォリオを崩壊させ、富を失いたいと思う投資家などいません。

しかし、一部の投資家は気づかないうちに自らのポートフォリオに悪影響を及ぼす行動を取っている可能性があります。

これらは、気をつけなければ手遅れになってしまうかもしれません。

この記事では、株式市場で投資家が避けるべき3つの行動を挙げていきます。

ポートフォリオ
(画像=Getty Images)


短期投資をする

バリュー投資の父、ベンジャミン・グレアムはかつて言いました。

「何千人もの人が試してきた結果、明らかとなったことがある。売買をすればするほど手元に残る額は減っていく。」

LPLフィナンシャルによれば、株式の平均保有期間は1960年代の8年間から2012年にはわずか5日間にまで減少しています。

株式は、単に取引するための紙切れではありません。

今日、明日、または来週の株価は、常に企業の業績を反映しているとは限りません。

適切な考え方で株式市場に参入することが大事です。

つまり、株式は今を生きている事業と見なして関わっていくことが重要となります。

たった数日でビジネスが変化するわけではありません。

企業への投資が成果に繋がるためには時間がかかります。

企業への投資の成果が、株主への報酬へとつながります。

株式の保有期間が長くなればなるほど、利益を得られる確率も高くなります。


市場のタイミングを計る

株式市場の下落に直面すると、いったん市場を離れ、株価が下がった時に再参入する方が良いと考える投資家も多くいます。

市場が下落するにつれて発生する損失を避け、株価がさらに下がった時に株式を買うということは論理的だと感じるかもしれません。

しかし、市場のタイミングを計るのは難しいと言えます。

例えば、市場のタイミングを計ること自体が無駄だと示す研究があります。

バートン・マルキールは、1973年に出版した投資の名著「ウォール街のランダムウォーカー」で、市場のタイミングに関する研究に触れています。

「カルガリー大学のリチャード・ウッドワード教授とジェス・チュア教授による学術研究によると、強気市場で得られる利益は弱気市場で失う額を大幅に上回るため、長期投資で株式を保有する方が、市場のタイミングを計って投資するよりも優れています。

市場のタイミングを計ろうとする投資家が長期投資家のパフォーマンスを上回るためには、70%の確率で正しい決断をしなければなりません。」

市場が暴落する中においても投資を継続し、企業に対して確信を維持しているのであれば、低価格で同じ企業を買い増すことが良好なアプローチの一つと言えます。


多くの負債を抱えた企業を購入する

株式市場が好調な時には、投資家は株価上昇に気を取られ、ビジネスの基本を確認することを忘れてしまいます。

投資家として、私たちは株価よりもビジネスに焦点を当てなければいけません。

特に、バランスシートが脆弱な企業やキャッシュフローが少ない企業に気をつけましょう。

このような企業は経済危機が発生したときに、融資を借り換えたり、負債を返済することができないかもしれません。

したがって、バランスシートがしっかりした企業に投資し、毎年安定したフリーキャッシュフローを生み出す企業に投資した方がいいでしょう。(提供:The Motley Fool Japan



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