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ポテンシャルが見込める成長株3銘柄:iRobot、メルカドリブレ、ダラー・ゼネラル

モトリーフール米国本社、2019年5月28日投稿記事より

優れた成長株を選ぶのは簡単なことではありません。現在急騰している株は、今後急落する可能性もあるからです。長期的に大きな成長余地があり、かつ市場から見過ごされがちな銘柄として、iRobot(ティッカー:IRBT)、メルカドリブレ(ティッカー:MELI)、ダラー・ゼネラル(ティッカー:DG)を紹介します。

ポテンシャル
(画像=Getty Images)

iRobot:急落するも優れたファンダメンタルズは維持

掃除機ロボットのiRobotの2019年第1四半期(1月~3月)の売上高がアナリスト予想を下回ったことから、同社の株価は一時22%下落しました。

【米国個別株動向】iRobot決算、売上高がアナリスト予想を下回り株価下落

しかし、これが買い場と考えられる2つの理由があります。

第一に、iRobotは四半期の会社ガイダンスを出しておらず、売上高予想は単にアナリスト予想に過ぎなかったということです。実際、売上高は前年同期比で9%増となっており、経営陣は「予想通り」とコメントしていました。

第二に、同社のバリュエーションが低下しています。同社株はPER(株価収益率)30倍未満で取引されており、この水準は2017年以降2度目です。iRobotには大きな市場開拓余地があり(たとえば、掃除機ロボットはまだ高級掃除機市場の約23%しか占めていません)、同社には大きな成長余地があります。

芝刈りロボットの投入に取り組んでおり、その他の新たな市場でもロボットを準備しています。ウォール街の過剰反応を見越して、iRobotのファンダメンタルズに着目できる投資家にとっては、現在の株価水準においてiRobotは優れた成長株と考えられます。

メルカドリブレ:株価100%上昇にもかかわらず更なる成長余地

世界的な貿易摩擦の激化にもかかわらず、ラテンアメリカのEコマース(電子商取引)最大手のメルカドリブレは好調です。記事執筆時点で、株価は年初来で100%以上上昇しています。年初には、電子決済大手のペイパルによる7億5,000万ドルの出資が大きく報道されましたが、見過ごされていたのは、ドラゴニア・インベストメント・グループによる1億ドルの追加出資です。

ドラゴニア(とその創設者のマーク・スタッド)はよく知られてはいませんが、Eコマースやフィンテックに強いベンチャーキャピタルです。ドラゴニアの追加出資は、ラテンアメリカのEコマース市場が拡大し、その恩恵をメルカドリブレが享受することを示唆しているとみられます。さらに、メルカドリブレのデジタル決済ソリューションであるメルカドパーゴの拡大が続いています。

昨年第4四半期には、同社のEコマースプラットフォーム外の決済額が初めて同プラットフォーム内の決済額を超え、直近の第1四半期決算では、総売上高の39%を占めています。メルカドパーゴは、急速にラテンアメリカにおける代表的な決済サービスとして台頭しています。この側面を考えると、メルカドリブレには引き続き大きな成長余地があると考えられます。

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ダラー・ゼネラル:既存小売業者の低迷に対してディスカウントストアは堅調

米国の小売市場において、ディスカウントストアは引き続き好調です。過去数年間に倒産を逃れた多くの既存小売業者が依然苦闘している中、ダラーストア(いわゆる100円ショップ)は引き続き好業績を維持しています。ダラー・ゼネラルはその好例です。

3年前に競合ダラー・ツリーとのファミリー・ダラー買収合戦で敗れた後、ダラー・ゼネラルは自社の販売網拡大と社内投資を進めました。今年も5,000万ドルを投じて、社内のサプライチェーンの拡充、新製品投入、技術改善を進めています。ウォール街は、第2四半期(5月~7月)に2%の増益(または1株当たり1.39ドル)しか予想しておらず、経営陣も投資等によって今期の業績はやや圧迫されるとコメントしています。

しかし、増益幅が短期的には低下するとしても、長期的な見通しを考慮すると、同社にはまだまだ成長余地が残されていると考えられます。(提供:The Motley Fool Japan


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