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ボイスメディア「Voicy」が1.2億円を追加調達、朝日放送系や文化放送などから

TechCrunchでも何度か紹介している“声のブログ”「Voicy」。同サービスを展開するVoicyは3月26日、複数の投資家を引受先とする第三者割当増資により約1.2億円を調達したことを明らかにした。

今回同社に出資したのは朝日放送グループホールディングスの子会社であるABCドリームベンチャーズ、文化放送に加えて千葉功太郎氏や田端信太郎氏を含む複数の個人投資家。Voicyにとっては2019年2月に7億円を調達したラウンドの追加調達という位置付けで、本ラウンドの調達額は8.2億円となった。

声のブログを謳っているように、Voicyは個人がパーソナリティとして音声コンテンツを公開できるメディアプラットフォームだ。

現在開設されているチャンネルは200を超えていて、起業家やインフルエンサー、ミュージシャンなど様々なパーソナリティが参加。日々の出来事をブログ風に伝えるコンテンツからニュースや天気予報まで、放送内容も幅広い。ユーザーは全てのコンテンツを無料で楽しむことが可能だ。

同社の発表によると「ユーザーの一日の平均利用時間が40分」ほどとのこと。僕自身は移動中や作業中にVoicyの放送を聞いてることが多いのだけれど、耳さえ使えれば気軽に楽しめるのが音声コンテンツの良いところだ。ちょっとした空き時間に「とりあえずVoicyを開いてみる」という使い方も徐々に広まっていくのかもしれない。

Voicyでは調達した資金を活用して、技術組織の強化や音声メディアとしてのブランディング強化を進める方針。加えてデータを利用した新たな音声コンテンツや、既存メディアなどとの事業提携を通じた新サービスの開発にも取り組む計画だ。

今回のラウンドでは冒頭で紹介した朝日放送グループホールディングスの子会社と文化放送だけでなく、TBSイノベーション・パートナーズ、電通イノベーションパートナーズ、中京テレビ放送、スポーツニッポン新聞社らがVoicyの投資家となった。1月に業務提携を締結している日経新聞社も含め、これから各メディアとVoicyのコラボレーションも加速していきそうだ。