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ベンツ、アウディ、レクサスなど…高級車購入は3年待ったほうがいいワケ

「高級車メーカーのEV(電気自動車)投入はまだ先」と思っている人も多いでしょう。しかし、2019年は高級車メーカーがEVを次々に市場に投入する「高級車EV元年」。これによって、市場が一変します。従来の自動車は価値が下がる可能性があるため、高級車の購入にあたっては慎重に検討することをお勧めします。

2019年にアウディ、ベンツ、ポルシェがEVを市場投入

高級車,購入,3年
(画像=Fahroni/Shutterstock.com)

2019年に市場投入が予定されている高級車メーカーの主な車種は、以下の通りです。

  • アウディ  e-tron quattro (SUV)、e-tron Sportback
  • メルセデス・ベンツ EQC(SUV)
  • ポルシェ Taycan (スポーツカー)
    出所:日経Automotive

もちろん、2020年以降も話題のEVが続々登場します。2020年頃には、レクサスのSUV「UX」のEV版が登場すると言われています。この流れによって、PHV(プラグインハイブリッド車)を含む次世代エコカー全盛の時代になる可能性が高いです。これが、高級車の購入を慎重に検討すべき理由です。

また、初期モデルのEVやPHVはすぐに新しい技術に刷新される可能性が高いため、数年は様子を見るほうがいいかもしれません。

EVとPHVの違いは、完全に電気で走るEVに対し、PHVは電気とガソリンを併用した仕組みです。PHVの場合、近距離は電気、遠距離はガソリンで走ります。いずれにせよ、これまでのクルマに比べればCO2排出量は大幅に削減されます。

2025年頃にHVとPHVの市場規模が一気に拡大

仮に、EVやPHVのシェアが増える前の現時点(2019~2020年頃)で、ガソリン車やクリーンディーゼル車を購入したとしましょう。新車の法定耐用年数は6年です。6年間乗って下取りに出すとすると、買い換え時期は2025~2026年頃になります。

ちょうどこのタイミングで、EVやPHVが一気にシェアを増やすことが予想されるため、ガソリン車やクリーンディーゼル車の価値が低下する可能性があります。すると買い取り価格が安くなり、想定以上の買い換え費用が必要になりかねません。富士経済によると、世界のエコカー市場の推移(2017年と2035年)は次の通りです。

・2017年の世界のエコカー市場
HV(ハイブリッド車):208万台
PHV(プラグインハイブリッド車):40万台
EV(電気自動車):76万台

・2035年の世界のエコカー市場
HV(ハイブリッド車):420万台
PHV(プラグインハイブリッド車):1,243万台
EV(電気自動車):1,125万台

この間、HVの市場規模は約2倍、PHVは約31倍、EVは約15倍に拡大することになります。PHV、EVの市場が急激に拡大しはじめるのは2025年頃で、このあたりでEVとPHVの市場規模はHVを上回ると見られています。

高級車購入を慎重に考えるべき理由は他にもある

クルマの主流がPHVとEVに変わっていくことで、現在主流のクルマがオールドシステムとなり、価値が低くなる可能性があること。これが、ここまで解説してきた高級車購入を慎重に考えるべき理由でした。さらに、次の2つの可能性も見逃せないところです。

クルマの概念が根底から変わる可能性

エコ機能だけでなく、自動運転と安全運転の技術進化も目を見張るものがあります。クルマの概念そのものが、一気に変わる可能性があるのです。

EVとPHVの技術が急激に進化する可能性

EVとPHVは比較的新しいシステムだけに、技術革新が短期間のうちに進む可能性があります。つまり、自動車の技術革新のサイクルが現在よりも早まる可能性があります。

EV・PHV時代に合ったクルマの買い方とは?

とはいえ、オールドシステムでもいいので今すぐ新しいクルマに乗り換えたい人もいるでしょう。最近各メーカーは、残価設定型のローンやリースのプログラムを用意しています。ローン申込時に残価(買い取り価格)を設定するので、将来の市場変化によって価値が下がることはないので安心です。

また、近年注目されるサブスクリプション(定額制)を選択するのもいいでしょう。定額利用料さえ払えば一定期間経過後(例えば半年ごと)に最新のクルマに替えることができます。短いスパンでスタンダードが変わる時代には、サブスクのような所有にこだわらない契約がフィットするかもしれません。(提供:WEALTH WINDOW


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