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ビートルズの聖地へ──ランボルギーニとアビーロード

まずはロタンダへ。ランボルギーニ『エスパーダ』50周年を祝う英国ロンドンツアー ロンドンツアーを行ったのは、ランボルギーニ・ミュージアムが所蔵するインディゴブルーの『エスパーダ』だ。シャシーナンバーは9090。456台が生産されたシリーズIII(1972〜1978年)にあたる。ちなみに、この『エスパーダ』は1976年製である。 最初の目的地は、ポールモールにあるイギリス王立自動車クラブ(RAC=Royal Automobile Club)の本部。RACは 1987年に設立された由緒ある組織で、本部ビルは英国モータースポーツ発祥の地とされる。夜には会員とランボルギーニのゲストを迎えた50周年記念の祝賀ディナーが開催されたのだが、注目は『エスパーダ』が展示された場所だ。 ここは数々の歴史的な名車が展示されてきた「ロタンダ」と呼ばれる円形大広間。この場所に佇む『エスパーダ』を眺めながら会員やゲストがディナーを愉しんだわけである。 レコード史上もっとも有名なジャケット写真が撮影された伝説の通り「アビーロード」 そして次に『エスパーダ』が向かったのが、ロンドンのカムデンとシティ・オブ・ウェストミンスターにまたがって走る通り、アビーロードだ。50年前の1969年7月1日から8月下旬にかけて、ビートルズがこの通りにあるEMIスタジオで12作目となるオリジナルアルバム『ABBEY ROAD』のレコーディングを行ったのはあまりにも有名である。 EMIスタジオは『ABBEY ROAD』が発売された翌年、ビートルズに敬意を表してアビーロード・スタジオへと改称され、スタジオ前の横断歩道で撮影されたジャケット写真はレコードジャケット史上もっとも有名な作品のひとつだ。むろん『エスパーダ』もアビーロード・スタジオ前の横断歩道でビートルズと同じように写真に収まった(メイン写真)。 『エスパーダ』は累計1200台を生産した当時のランボルギーの大ヒット作だ。いまでもヒストリックカーのイベントなどでよく目にする。とはいえ、50年前のクルマのアニバーサリーをこれだけ盛大に祝うスポーツカーブランドもそうそうないのではないか。