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ビートたけし、宮迫博之と田村亮の謝罪会見に「事務所がおかしい」と憤り

ビートたけしさん

雨上がり決死隊の宮迫博之さんと、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが反社会勢力からの金銭授受について謝罪をし、経緯を語る記者会見を開いた7月20日。

宮迫さんは、前日19日に所属事務所の吉本興業との契約を解消となっていた。会見で2人は、事務所を通さず報道陣の質疑に初めて答えた。

この会見について同日、お笑い芸人で映画監督のビートたけしさんがTBS系の情報番組「新・情報7daysニュースキャスター」で吉本興業への憤りを示した。

たけしさんは、「放送禁止だらけになる」と前置きし、事務所と芸人の関係について、強烈な言葉を使って持論を展開した。

“女衒”というかね。“人買い”なんだよ事務所は要するに。

でね、(事務所は)猿回しと同じで、おいらは猿なんだ。芸人だから。猿は猿回しが使っている。その猿が人を噛んだからといったって、猿に謝れって言ったってダメなの。飼っているやつが謝るの。

 

それで、芸人がこういう姿を見せれば、リスクを負って(しまう)。
あん時の、涙を流して記者会見したやつの芸を誰が見て笑うんだよってなるから。これはやらせたくないんだよ。これをやってくれるなって思うわけ。

 

芸事っていうのは、人を笑わせるっていうことは、そういうことを全部忘れて、明るく、くだらねえなぁっていうことが芸なんだから。それ(謝罪会見)を、やってしまわないといけないようにした、事務所がおかしいって。

「女衒(ぜげん)」とは、女性を買い付けて遊郭などに送り、女性の意志を無視して性風俗の仕事を強制的にさせる人身売買の仲介業のことだ。

今回の会見で反社会勢力との関わりを謝罪し、相方への思いなどを語った際に2人は涙を流す場面もあった。

そうした場面に触れ、たけしさんはこのような会見を開かざるを得なくなったことに対し、事務所が状況を悪化させる前に対処すべきだったと怒りを見せた。

今回、反社会勢力から金銭を受け取ったのは、事務所を通さずに芸を披露し、収入を得る「闇営業」「直営業」と呼ばれるものだった。

その点については「それをやんなきゃ食えないような状態の事務所の契約はなんだ」と事務所のシステムについて言及した。

あと、もっと考えないといけないのは、“闇”とか何とか言っても、それをやんなきゃ食えないような状態の事務所の契約はなんだっていう。だから、ちゃんと若手も出てきて事務所がこういう仕事やっていくらくれたって言ったほうがいいんだって。


それじゃなきゃね、家族がいて食えないようにしたのは一体誰なんだ。だったら雇うなよってことだから。最低保証ぐらいしろよ。
何回も言うけど、お笑いにとってこんな恥ずかしい姿、見せて欲しくないのよ。


俺はもう逆にケガしても何しても出ていったけど。「ほら、こんな醜い姿が見たいんだろ、見してやらあ」って腹を決めて出ていったけど。これは腹決めてないじゃない、かわいそうだよ、こんなことさせたら。


俺も、先に言ったんだ。「すぐ言っちゃえ」って。「『いくらもらった』って言っちゃえ」って。その時に、宮迫たちが言っているように事務所とみんなが出てきて「すみませんでした」で、それで済んだんだよ。


それで何か月か、1年かもしれない。半年かもしれないけども、絶対に謹慎させて出直しますって言えば済んだことなのに、じゃんじゃんじゃんじゃん(問題を)大きくして。
週刊誌も二弾三弾やるから。こんなことになってしまって。

また、今回の不祥事を含む、お笑い芸人への社会の反応についても、持論を展開した。

本当のことを言うと、お笑い芸人に社会性とかすごい安定したことを望む社会がちょっと変だよ。おいらはそれが嫌でやっているんだから。


だから、品行方正さを漫才芸人に求めちゃだめで、じゃあ品行方正なタレントがいいのかって言ったら、「最近つまんねえ」って平気で言うんだから、見ているやつは。


「危険度がない」とか。じゃあどっちがいいんだよってことになるでしょ。
だからもう、イラつくんだ。片一方で立派な社会人を求めているくせに、芸に対しては危険度がなくなった、つまんねえ、なんて平気で言うんだから。どっちなんだよ一体って。


おいらは綱渡りをしていかなきゃいけないから、大変なんだって。

宮迫さんと田村さんは、契約解消前に謝罪会見を開きたいと事務所に訴えた際に「在京5社、在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫やから」「やってもええけど、全員連帯責任でクビにするから」などと吉本興業の岡本昭彦社長から伝えられたと、20日の会見で語っていた。