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バフェットの右腕、チャーリー・マンガーから学ぶ投資のメンタルモデルを解説(その3)

モトリーフール・シンガポール支局、2018年12月13日投稿記事より

この記事はチャーリー・マンガーによって使われている9つのメンタルモデルに関するシリーズの最終記事です。

マンガーはウォーレン・バフェットのビジネスパートナーです。

多くの投資家はバフェットを知っており、マンガーを知らないかもしれませんが、マンガー自身、投資の第一人者です。

パート1パート2に続き、投資家が世界をより理解し、よりよい意思決定をするために取り入れるべき9つのメンタルモデルを解説していきます。

では、最後の3つのメンタルモデルを見ていきましょう。

メンタルモデル
(画像=Getty Images)


メンタルモデル7:地図は実際の領土ではない

タイトルからは分かりにくいかもしれませんが、理論により構築され、そして使われるモデルは、現実のシナリオの完全な代替にはなり得ません。

現実ははるかに複雑だからです。

このため、地図(モデル)と領土(実際の状況)は常に不完全な関係にあります。

しかし、このために、複雑な状況を理解しやすくするためになるべく単純化し、モデルに落とし込んでいくことが有効です。

投資における好例は、企業の本源的価値を把握するために使われる財務モデルでしょう。

財務モデルやそれから導き出される本源的価値は、完璧からほど遠いものですが、それでも良好な代替情報となります。

投資家は、これらの情報を取り入れて行動すべきです。


メンタルモデル8:思考実験

思考実験は、実際の生活において実行が難しいことを、頭の中で試行してみる方法です。

投資における例を紹介します。

現実では100万ドル持っていない場合でも、100万ドルを配分しなければならないと想像してください。

想定であったとしても大金を動かす状況に直面することで、より少ない金額を扱う状況では思いつかなかったようなリスク軽減手法を考えるようになります。

このような思考実験により、投資家は実際の生活では起こり得ない状況をシミュレートし、何が重要なのかについて集中して考えることができます。


メンタルモデル9:第一原理思考

第一原理思考は、複雑な問題を分解するための方法です。

問題をより単純なものに分割し、分割された問題に個別で取り組みます。

個別の問題を解決した後、全体を形成するためにもう一度すべてを組み立て直します。

投資は非常に複雑であるため、財務、オペレーション、財務指標、バリュエーションなどの構成要素に分割し、簡略化する必要があります。

これにより、投資家は全体像を初めから考えるよりも、取り組みやすくなります。

各要素を導き出せたら、それぞれに点数を付けて合計を計算し、結論を導き出すことができます。(提供:The Motley Fool Japan



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