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ネット証券のIPOランキング SBI証券、岡三オンライン、マネックスなど上位の特徴も紹介

IPOは当選すれば大幅な値上がり益を見込めるため、投資家のレベルを問わず非常に人気が高い。投資初心者に人気のネット証券の中でも、このIPOで高い実績があるのはどの証券会社なのだろうか?

IPOは主幹事案件数や取扱銘柄件数が多いところが有利

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(画像=PIXTA)

IPOの当選確率を上げるためには複数の証券会社から抽選に参加するのは基本だ。そのためIPO取扱実績のあるネット証券を調べておく必要がある。

特に投資家サイドから見て、IPO銘柄の主幹事証券会社は確認しておきたい。主幹事証券会社の引受株数は主幹事証券や委託販売団の証券会社に比べて圧倒的に多く、主幹事証券会社の顧客である一般投資家に配分される株数も必然的に多くなる。これらのことから主幹事証券会社で抽選に参加するメリットは、当選確率が高くなるというのもポイントだろう。

IPOに全体感をわかりやすく知れるのが、主幹事案件数や取扱銘柄件数のランキングだ。ランキングの上位に位置しているということは、そのネット証券でのIPO当選確率が高いということなので、ぜひともチェックしてほしい。

ネット証券のIPO主幹事案件数ランキング1位はSBI証券

IPOを取り扱うネット証券の中で、近年とりわけ主幹事証券として実績を伸ばしているのがSBI証券だ。2018年4月1日から2019月3月31日までのSBI証券のIPO主幹事案件数は11件、発行額にして約3,705億1,600万円にものぼる(Bloomberg『日本資本市場リーグテーブル2018年度』より)。

この実績は総合証券や外資系金融機関も含めたIPO市場全体でも第6位で、シェアは12.504%に相当する。SBI証券はネット証券だが、IPO市場で5大総合証券や外資系金融機関に勝るとも劣らない実力がある証券会社なのがわかる。

IPOの主幹事証券会社の役割は多岐にわたり、準備段階では上場申請企業の資本政策の策定や社内体制整備のサポート、上場に向けての引受審査、公募・売出しの事務手続きの管理などを行う。そのため証券取引所が各証券会社の主幹事実績や主幹事証券会社としての適格性を確認し、「主幹事候補証券会社一覧」として公表されている。

2018年7月1日時点で、主幹事候補証券会社として認められている証券会社は計18社、ネット証券ではSBI証券とマネックス証券の2社のみである。

ネット証券のIPO取扱銘柄件数ランキング――SBI証券が圧倒的な関与率を誇る

ネット証券ではIPOの主幹事候補証券会社でなくても多くが委託販売団などの形でIPO銘柄を取り扱かっていて、取扱銘柄件数を基準にするとIPO投資で有利なネット証券を選びやすい。

IPO取扱銘柄件数ランキングはネット証券各社のホームページを参照して作成した。ちなみに関与率とはネット証券各社のIPO取扱銘柄件数÷全新規上場銘柄件数のことで、2018年4月1日から2019年3月31日までのIPO取扱銘柄件数は95件だった。

ネット証券 IPO取扱銘柄件数ランキング(2018年4月1日~2019年3月31日)

  ネット証券会社名 IPO取扱銘柄件数 関与率
第1位 SBI証券 90件 94.7%
第2位 岡三オンライン証券 45件 47.4%
第3位 マネックス証券 42件 44.2%
第4位 カブドットコム証券 29件 30.5%
第5位 DMM.com証券 16件 16.8%
第6位 松井証券 13件 13.7%
楽天証券 13件 13.7%
第7位 ライブスター証券 3件 3.2%
第8位 GMOクリック証券 1件 1.1%

ネット証券IPO取扱銘柄件数ランキング上位の特徴は?SBI証券、岡三オンライン、マネックス証券など

第1位のSBI証券はIPO関連の実績でも他のネット証券と一線を画しており、また主幹事候補証券会社として認められているのでIPOでは必須のネット証券だ。

第2位の岡三オンライン証券は、IPO主幹事候補証券に名を連ねる岡三証券と同じ金融グループに属している。

岡三証券が主幹事証券あるいは幹事証券である銘柄については、通常の委託販売団の配分より多くの株式を委託販売できるため当選確率も高くなる。取扱銘柄件数もネット証券としては多い。

取引状況に応じた優遇制度を設けているので、少しでもIPOの当選確率を上げたければ、岡三オンライン証券を使うのもいいだろう。

第3位のマネックス証券は、ネット証券で初めてIPO主幹事証券を務めた経歴とノウハウを持っている。申込株数に関係なく、1人につき1票の抽選機会が平等に与えられるため、資金の少ない投資初心者でも抽選に参加しやすい。

第4位のカブドットコム証券も、同じ金融グループに5大総合証券の一角である三菱UFJモルガン・スタンレー証券があるため、三菱UFJモルガン・スタンレー証券がIPOで引き受ける株式について優先的に委託販売を受けられる。

ランキング上位のネット証券は当選確率アップの近道

IPOを取り扱うネット証券のうち、IPOの「主幹事案件数」や「取扱銘柄件数」が1位だったのはネット証券最大手のSBI証券という結果だった。

SBI証券は当選確率が高くなるIPOチャレンジポイント制度もあり、IPOでは人気があるネット証券だと言えるだろう。

文・近藤真理(フリーライター)/MONEY TIMES

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