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スマートスピーカー(AIスピーカー) SONY(ソニー)のLF-s50G スペックや機能を徹底解説

スマートスピーカーとは 現在、ほとんどの人がインターネットで調べ物をしたり、音楽鑑賞したりしているだろう。そういった操作が音声操作のみで可能なのがスマートスピーカーだ。人の声を高精度でキャッチし、音楽を再生したり、調べ物やスケジュール確認をしたりすることができる。スマートスピーカーとは生活のあらゆるシーンをサポートしてくれる手のひらサイズのAIアシスタントなのだ。 SONY(ソニー) LF-s50Gの特徴 SONY(ソニー)が初めて手がけたスマートスピーカー「LF-s50G」。特徴を詳しく見ていこう。 外観 外観は、円筒形のボディを採用。本体サイズは直径110mm×高さ162mmで、重量は750g。Google Homeと比べてサイズは一回りほど大きく、手にとったときに程よい重厚感がある。ボディデザインは、ボタン類などのインターフェースが巧みに隠され、全体的にシンプルでスマートな印象。前面に時刻が表示されるため時計代わりに時間を確認することができる。 本体上部とボタン 本体の上部には、音声操作用のマイクとジェスチャーコントロール用のセンサーを搭載。ベース部分には、Bluetooth操作用ボタン、マイクのミュートボタンなどの物理キーを配置。また底面部分には、ホールドボタン、LEDの明るさ切り替えボタンを配置している。 底面のベース部分 底面のベース部分には、ツヤのある鏡面加工が施されている。スピーカーカバーはファブリック素材で、取り外し可能。カバーの裏側にはLEDパネルが配置されており、電源をONにするとファブリック素材から光が透けて、現在時間やボイスコントロール状況が見える仕組みになっている。 LED点灯 この透けて見えるファブリック素材のスピーカーカバーの裏側には、LEDパネルが設置され、光をうまく透過させるよう独自の加工されている。LEDパネルの上部に配置された4つの丸いLEDは、Googleアシスタントの稼働状況を表示(マイクのミュート時→オレンジ色に点灯)。下部には通常時計がデジタル表示され、101段階のボリューム調整などのセッティングが可能となっている。 カラーバリエーション カラーはホワイト、ブラック、ブルーの3色展開。ベース鏡面部分のカラーリングもアクセントになっている。 無線通信機能 無線LAN規格はIEEE 802.11a/b/g/n対応、Bluetoothは4.2をサポートしている。電源は付属のACアダプター。マイクは上部のSONYロゴの左右についている。静電容量タイプのタッチセンサーにより、本体に手を触れなくても操作することが可能だ。 付属のACアダプター カラーがホワイトとブルーのタイプにはホワイトのACアダプター、ブラックにはブラックのACアダプターが付属している。 初回のセットアップ LF-S50Gの音声アシスタントには、Googleアシスタントが採用されている。初回のセットアップ時に、スマートフォンやタブレットにGoogle Homeのアプリをダウンロードし、アプリ側で設定を行う。初回設定時には音声ガイダンスが流れるため、ガイダンスにしたがってセッティングすれば良い。基本的にはGoogle Homeと同じだ。 SONY(ソニー) LF-s50Gの魅力 LF-s50Gの基本的な特徴について確認したところで、魅力を紐解いていこう。 Googleアシスタントを搭載 音声アシスタントには、AndroidスマートフォンやGoogleのスマートスピーカー「Google Home」などと同じ「Googleアシスタント」を採用している。Googleアシスタントに対応した機器では、音楽の再生、情報検索、カレンダーやアラームなどを声で簡単に操作できる。 音声操作が便利 「Googleアシスタント」の機能や使い方などは、スマートフォン上で利用する際と基本的には同じだ。天気やスケジュールの確認、情報検索、音楽の再生、調べ物などに対応している。また、Android TV、Chromecast 、スマートLED照明「Philips Hue」などにも対応し、スピーカー経由でテレビ画面に動画を再生することができる。「Philips Hue」を利用すれば電気のスイッチオンもできてしまう。 スマートフォンとの違い スマートフォンやパソコンと異なる点は、スマートスピーカーには画面がついていないということ。従って、地図を使ったルート検索やお店探しなどには向かない。一方ニュースのチェックや情報検索をスマートフォンで行う際には、すべての情報を目や耳でキャッチする必要があり時間を要するが、スマートスピーカーを使った場合、音声のみで情報を聞くため、「ながら利用」には最適といえる。使い方次第では、朝の忙しい時間などを有効に活用できるだろう。 音声の認識度 スピーカーを起動させるために必要なのが、トリガーとなるキーワード。Googleアシスタントを採用したLF-s50Gでは「OK、Google」と声をかけることでスタンバイモードに入る。それ以外の単語もかなりの高精度で認識し、ソニーモバイルコミュニケーションズが発売している「Xperia Hello!」やイヤホン型デバイスの「Xperia Ear」にもSONY独自の音声アシスタントを搭載している。ただし、認識率はGoogle Homeの方が勝る。 高音質設計を取り入れている Google Homeとの大きな違いは、SONYの強みを活かした「音質面」。上向きのフルレンジスピーカー・下向きのサブウーファーを搭載した「対向配置2ウェイスピーカーシステム」、音を立体的に放射する「2ステージディフューザー」、上質な低音を再現する「ダンプドバスレフダクト」などを搭載している。これらによって、音声が聞き取りやすく、しっかりとした重低音を楽しむことが可能だ。 同価格帯のステレオスピーカーと比べるとやや音質には劣るが、全体的な音質レベルは高く、音楽を気軽に楽しむには十分といえる。また、音が360度にしっかり広がってくれるため、離れた場所でも音がとぎれず音質を維持することができる。スピーカーの向きを変える必要がないのも嬉しい。 おまかせ音量機能付き 「おまかせ音量機能」により、自動で音量を調整してくれる点もポイント。周りが騒がしいときにはスピーカーの音量を上げ、静かなときは音量を下げてくれる。 ジェスチャーコントロールを搭載 先述したとおり、本体に触れずに操作できる「ジェスチャーコントロール」を搭載している。これはLF-S50Gの独自機能で、本体天面に手をかざして操作するしくみだ。例えば、音量調整の操作では、スピーカー天面を指さして円を描くように動かす。コントロールにはやや慣れが必要だが、操作の際には本体上部が光るためわかりやすい。また。「OK、Google」と発音するのが、恥ずかしかったり面倒くさいなと思ったりする人もいるだろうが、そんな場合でもGoogleアシスタントを手動で起動できるのは嬉しい。 6つの操作が可能 ジェスチャーコントロールには以下の通り、6つの操作ができる。 ・手前から奥に向かって手をスライド:再生中の楽曲の再生/停止 ・左から右に向かって手をスライド:曲送り ・右から左に向かって手をスライド:曲戻し ・本体上部で指を時計周りに回す:ボリュームアップ ・本体上部で指を反時計周りに回す:ボリュームダウン ・奥から手前に向かって手をスライド:Googleアシスタントの起動 特に、Googleアシスタントを起動する動作が便利だ。「OK Google」「ねぇ Google」というトリガーキーワードの後に続ける質問だが、現状Googleアシスタントでは短い会話でしかやり取りができない。「OK Google、○○して」と問いかければ、その質問に対しての回答はしてくれるが、次に聞きたい場合は、再度「OK Google」と言う必要がある。その点LF-S50Gでは、手をかざして手前に寄せるだけで、声を出さなくてもGoogleアシスタントを立ち上げられる。 定額音楽配信サービスが利用可能 LF-S50Gで音楽を聴くには、「Google Play Music」「Spotify」「AWA」などの定額音楽配信サービスを利用できる。専用アプリ「Google HOME」で利用するサービスを設定すれば、「今年流行った曲をかけて」のように話しかけるだけで、対応する曲やアルバム、プレイリストを再生してくれる。ただし、現時点では上記3つ以外の定額音楽配信サービスには対応しておらず、「Amazon Prime Music」「LINE MUSIC」は利用できないため、これらを利用している人は注意しよう。インターネットラジオは「radiko」に対応しており、「『インターFM』を再生して」と放送局を指定するだけで再生してくれる。ただしラジコプレミアムには非対応だ。 JIS IPX3相当の防滴仕様 LF-s50Gは、耐水性にも優れている。スピーカーグリルを撥水処理することで、防滴(JIS IPX3相当)を実現。ファブリック素材のスピーカーカバーは丸洗いもできるため、リビングなどでの使用はもちろん、水や油などが飛び散るキッチンなどでも使うことができる。ただし、スピーカーグリルの洗浄は水洗いのみ可で、防滴用に本体にしっかりつけておく必要がある。 情報の検索や呼び出しができる 天気、交通状況、金融、スポーツ、ニュースなど、最新の情報をリアルタイムで応えてくれる。また、あらかじめ自分の声を登録しておくことで、個人のスケジュールを音声で教えてくれる。 SONY(ソニー) LF-s50GとGoogle Homeを比較 ソニー初のスマートスピーカー「LF-S50G」。スマートスピーカーで用いられる音声アシスタントには、Googleの「Googleアシスタント」、Amazonの「Alexa」、Apple「Siri」、LINE「Clova」などが有名だが、LF-S50Gでは、Google開発のGoogleアシスタントを搭載している。Googleアシスタント搭載のスマートスピーカーは、他にもGoogleが自ら手がけるGoogle Homeも発売されているため、ここではLF-S50GとGoogle Homeとの違いを比較してまとめた。 音質 まずは、SONYの得意とする音質について、さらに詳しく見ていこう。 LF-S50G コンパクトな佇まいでありながら、360°広がる音質が魅力のLF-S50G。同社スピーカー初の、対向配置した2ウェイスピーカーシステムが採用されている。上向きの48mm径フルレンジスピーカーユニット、下向きの53mm径サブウーハーユニットを縦方向に配置し、その間に設置した2ステージディフューザーを用いて、スピーカーユニットの発生した音を効率よく放射することで、360°全方位に対してムラなく拡散するサウンドを実現している。 また、フルレンジスピーカーユニットから出る中広域のエネルギーをしっかり伝えるための構造を採用。さらに、LF-S50Gに採用されたダンプドバスレフダクトにより、コンパクトながら迫力のある重低音を実現した。ボイスコントロールの声やボーカル曲、ラジオの音声など、ボリュームを絞った状態でもクリアで聴きとりやすい。声が聞きとりやすいというのは、音声操作をメインとするスマートスピーカーにとっては大きなメリットだ。楽曲再生時の音質は一般的なスピーカーと比較すると少々心もとないが、360°スピーカーとしては優れているといえる。 Google Home 一方、Google Homeでは、3つのスピーカーユニットを中心から3方向に向けて配置することで、各方位に広がる音を実現している。この構造は、本体サイズのコンパクト化には向いているが、同時にスピーカーユニットの大きさも小さくなるため、音質的にはやや欠点だ。加えて、本体背面にスピーカーを配置していないため、360°音響を届けることができない。小型版「Google Home mini」に比べて高音質であるが、音の広がりや低域のキレなどはLF-S50Gに劣るといえる。 Bluetoothスピーカー LF-S50GやGoogle Homeでは、無線LAN、Bluetooth通信機能も備わっている。Bluetoothスピーカーとしても使用可能だ。 LF-S50G NFC機能やBluetoothペアリングボタンなどは、LF-S50Gならではの機能だ。LF-S50GではBluetoothを内蔵するため、Bluetoothスピーカーとしても利用可能である。そのため、定額有料音楽サービスに未加入であっても、手持ちのスマートフォンなどから携帯音楽プレーヤーを接続して音楽を聴くことができる。NFC機能も搭載しているため、NFC対応のスマートフォンからの接続も簡単だ。 Google Home 通常Bluetoothのペアリングの際には、Google HomeアプリからBluetooth機能を立ち上げる必要がある。一方、LF-S50GではNFCを使ったワンタッチのペアリングが可能。Google Homeアプリを使えないウォークマンなどとのペアリングも簡単である。 SONY(ソニー) LF-s50Gの気になるところ ここまで、LF-s50Gの魅力を挙げてきたが、その他の気になる点もいくつかピックアップする。 電源がACアダプターのみ バッテリーを搭載しておらず、電源のある場所でのみ使用することができる。 ネットワークがWi-Fiのみ 有線接続には対応しておらず、Wi-Fi環境を整えて必要がある。 マイクの感度が低い 音質にとことんこだわった設計により、音質に影響を及ぼすインターフェイス(センサー、マイクなど)を本体上部に集めている。そのためか、「OK Google」の認識がやや劣る。音声操作用マイクは、LF-S50G、Google Homeともに本体上面に配置されているが、LF-S50Gではマイク用の穴が真上を向いているのに対し、Google Homeでは本体上面に角度がついていてマイク用の穴もやや前方方向に向いた形となっている。これがマイクの音声読み取り精度の差につながっている可能性がある。 SONY(ソニー) LF-s50Gが活躍できるシーン LF-s50Gの特徴や機能について理解できたところで利用方法をシーン別にご紹介する。購入を検討する機会は利用シーンを思い浮かべて生活に取り入れるイメージを持つと良いだろう。 リビングでのリラックスに リビングの中央にスピーカーを設置すれば、SONY独自のスピーカー構造により、360°部屋の隅々にまで届く立体的で高音質なサウンドを楽しめる。部屋のどこにいても、音楽や音声をクリアに聞くことが可能だ。 キッチンでの料理に 手がふさがりがちなキッチンでの料理の時間にもお勧めだ。手が濡れていたり汚れていたりしても、音声操作で快適に操作できる。声でタイマーを設定したり、ジェスチャーで曲を流したりと操作も選べて快適である。 食後の洗い物に 水を流す音など、まわりの音で音楽が聞き取りにくくなる場合でも、自動で音量をアップ。防滴仕様なので、キッチンでも安心して使用できる。ただし、水の中に入れる、強い水しぶきにあてるなどはNG。スピーカーグリルをきちんと装着した状態で使用すること。