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シンガポールのコードライフは有望なヘルスケア企業か?

モトリーフール・シンガポール支局、2019年5月17日投稿記事より

コードライフ・グループ(ティッカー:P8A)は最近、株価が0.41シンガポールドルから 0.51シンガポールドルに24%急上昇しました。コードライフは、赤ちゃんの臍帯血(さいたいけつ)と臍帯を母親が保管する手助けをする消費者ヘルスケア企業であり、アジアの民間臍帯血バンキングのパイオニアです。

(訳注:臍帯血および臍帯には、白血球や赤血球などの血液細胞を作り出す造血幹細胞が多く含まれています。臍帯血を白血病などの重篤な血液疾患患者に移植することで、骨髄機能を正常にすることができます。)

同グループはアジアにおいて、シンガポール、香港、マレーシア、インド、インドネシア、フィリピンの6カ国に保管施設を所有しています。コードライフは独自のビジネスモデルを持っており、その分野のマーケットリーダーです。

ヘルスケア
(画像=Getty Images)

前払い、長期にわたるサービス

コードライフのビジネスが有望なのは、顧客は赤ちゃんの臍帯血を抽出して保管するために前払いで料金を支払い、さらに臍帯血の保管と管理のために年会費を支払うためです。コードライフは前払いで必要資金を確保でき、20年間、または親が契約を終了するまでサービスを提供しつつ、年会費も受け取れます。

つまり、顧客はコードライフのキャッシュフローに前払いで資金を供給しますが、コードライフは臍帯血を収容するための保管スペースと処理スペースに追加投資するだけで済みます。新規顧客がコードライフの収益に大きく貢献する一方で、コストが同じ比率で上昇することはありません。

アジア中間層の増加

アジアでは工業化と近代化が進むにつれ、今後数年間で中流層の人口が大幅に増加すると見込まれています。これらの国々の人々の所得が上がるにつれ、臍帯血バンキングを利用できる親が増え、コードライフの事業が拡大していく可能性があります。

まとめ

投資家は、コードライフの事業特性に精通することで、アジアの中間層拡大の恩恵を同社が享受できると確信を持てるでしょう。コードライフが競争優位性を維持できると仮定すると、こういった恩恵が同社の長期的な成長を牽引していくと考えられます。(提供:The Motley Fool Japan


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