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コモディティ投資とは?実物資産への投資のメリット・デメリットを理解し、分散投資に役立てよう

コモディティ投資とは、実物資産である金・銀・プラチナなどの貴金属や生活必需品である農産物に投資することを指します。

リスク管理の意味でも、株以外の資産運用として検討している方も多くいます。

実際、コモディティはインフレなどの物価上昇局面に強い投資方法です。

とはいえ、個人投資家にとってコモディティはまだまだ未知数で遠い存在だと考える方も多いはずです。

なぜなら、商品先物取引がコモディティ市場のメインなので、わかりにくく敬遠しがちだったからです。

ところが、近年は投資信託でもコモディティに投資できるようになり、従来よりも投資への心理的なハードルは下がっています。

今回は投資の選択肢の一つとして、コモディティを考えてみましょう。

分散投資
(画像=Getty Images)


コモディティ投資とは?

コモディティ投資はソフトとハードの2つに分けられ、それぞれ実物資産であるため、値段の上下を生活の中で実感しやすいのが特徴です。

ソフトコモディティとは、トウモロコシや小麦などの農産物のことで、ハードコモディティとは、金や石油など採掘されたものを指します。

そして、それらに投資することをコモディティ投資と呼びます。日々、世界中の商品取引所で取引されているのです。


コモディティ投資のメリット

コモディティ投資の一番のメリットは、なんといってもインフレに強いことです。

なぜなら、インフレによって物価が上昇すると、それに連動して投機対象の農産物やエネルギー資源も価格が上昇しやすくなるからです。

また、投資をするなかで実物資産を選択肢に入れておくのも、リスク分散の一つといえます。

昔から「有事の金」という言葉がありますが、現代では、金融危機のときに特に強さを発揮しています。

コモディティは現物資産であるために1円も利息はつきませんが、紙幣と違って紙くずにはなりません。

社会情勢が不安定なときに起こりやすい、インフレ、ハイパーインフレに対して、とても心強い味方となるはずです。


コモディティ投資のリスク

コモディティ投資にもいくつかリスクがあります。

例えば投資をするなかで、どうしても気になるのが手数料と信託報酬の高さです。

コモディティファンドのなかには1%を超えるものが多く、他の投資信託(ETF)と比較しても割高で、アクティブファンドと同じような高価格帯であるといえます。

購入手数料も無料は少ないです。

コストが高いと、それだけ資産形成においては不利に働きます。

また、株式投資と違って配当金もありません。

価格変動リスクは常にあるので、元本割れすることもあります。

そして為替リスクがあることを常に意識しておく必要があります。

なぜならコモディティファンドは外貨建て、特にドル建てベースが多く、コモディティの価格とドルと円の為替の価格という2つの変動リスクがあるのです。

つまりせっかくコモディティ価格が上昇しても為替相場によっては円高ドル安の局面もあり、結果的にリスクヘッジにならない場合もあります。


コモディティ投資はどのように始めればいい?

手数料のことを考えると、SBI証券や楽天証券などの大手ネット証券で口座を開き、購入することがオススメです。

コモディティファンドの多くは、市場の商品指数に連動する形で設計されたインデックス・ファンドですが、そのなかでも、購入手数料無料で世界のコモディティ市場全体に投資をする「eMAXISプラス・コモディティインデックスファンド」をここではオススメします。

信託手数料も0.45%と、他のコモディティファンドと比較しても低コストの部類に入ります。

オススメできるファンドといえば、この1本といえるでしょう。

また、金・銀・プラチナなどの貴金属へのコモディティ投資では、積み立てができる大手ネット証券が1番お得なので、そこから購入するのがオススメです。


まとめ

コモディティの価格は需要と供給で決まります。

つまり、安く買って高く売らなければ利益を上げることができません。

また、株式とは異なり配当やインカムゲインはないため、複利のメリットを生かした長期投資もできません。

そのことを充分に理解した上で投資をしなくてはなりません。

そのため、売買のタイミングが全てと言っていいほど、とても重要になってくるのです。

また、何よりインフレに強いことと、地政学的なリスクヘッジの観点からも、コモディティ投資を資産運用の一部にすることが、今後注目されてくるかもしれません。

あくまでポートフォリオの補完として、抑えた割合でのコモディティ投資をここではオススメします。

最後までお読みいただきありがとうございました。(提供:The Motley Fool Japan



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