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クレジットカードの暗証番号を忘れた……どうすればよい?

普段、クレジットカードの利用がネットショッピングだけだと、暗証番号を使うことがないためつい失念してしまうことがないだろうか。こうなると実店舗での支払い時にクレジットカードを使用したくても暗証番号の入力ができずに困った事態がおこる。この場合、カード会社によって異なる対処法がある。ここではそれぞれの暗証番号の照会方法について紹介する。

クレジットカードの暗証番号はいつ使うのか

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(画像=Jacob Lund /Shutterstock.com)

クレジットカードの暗証番号4桁は、カードを申し込む際に会員本人が決定するのが通常だ。

では暗証番号を実際に入力する場面というのはどのような時になるのだろう。主には、買い物時にICカード(ICチップ搭載のクレカ)を挿入した決済端末に暗証番号を打ち込む時だ。これは、実店舗でクレジット払いをする人がカードの所有者であることを証明するためである。

そのほか、キャッシング時や、クレジットカードを使用して券売機で電車や航空機のチケットを購入したり、国際電話のダイレクト通話を利用したりする時にも必要となる。

ほとんどの店舗では暗証番号でなくサインで決済可能

実店舗でクレジット払いを利用する際に暗証番号を忘れていることに気づいたら、どうすればいいのか? 

ICカード対応端末の設置された実店舗でクレジット支払いする場合、暗証番号の入力が基本的に必要とされる。ただ、暗証番号を忘れた場合にはサインで対応してくれる店舗も多い。「暗証番号を忘れたのでサインでお願いします」とお願いすればそれでいい。

一部の店舗ではICカードでの決済時に暗証暗号の入力は必須としていることがあるので全てサインでOKではないので注意が必要だ。また、カードの裏面の署名欄にサインの記載がない場合、サインによる決済はできない。カード会社が、カードが手元に届いたらすぐに署名欄にサインをするように促しているのはこのためだ。

暗証番号の照会はカード会社によって対応が異なる

では、暗証番号を失念してしまい、サインによる決済もできない時はどうすればいいのか?

その場合、カード会社のカスタマーサポートに電話するか、ウェブサイトにアクセスして暗証番号を照会することになる。ただし、その場ですぐに暗証番号を教えてもらえることはほぼないのが通常だ。

暗証番号の照会に時間がかかるケース

例えば、三井住友VISAカードやイオンカードでは暗証番号を問い合わせると、登録している住所に1週間ほどで暗証番号の通知書が届く仕組みになっている。

セゾンカードは、パルコやリヴィンなどに設置されたセゾンカウンターに身分証明書を持参すると、その場で暗証番号を教えてくれる。ところが、セゾンカウンターが近くにない場合には手間がかかる。まず暗証番号照会のための用紙が登録している住所に郵送され、必要事項を記入して返送する必要がある。それからようやく暗証番号の通知書が書面で届くのだ。

Web上で確認できるケース

一方、楽天カードやMUFGカードでは暗証番号をウェブサイト上で確認できるため、スマホがあればその場で調べることも可能だ。ただし、パスワードを忘れてログインできなければ、パスワードのリセットや再設定といった手順が要されるので、やはりクレジットカードの暗証番号はしっかり覚えておくことを第一に考えたい。

そして、どうしてもクレジットカードが使えない時のことも考えて、ある程度の現金を財布に入れておくことも必要だ。

その場は現金払いでしのげたとしても、暗証番号の失念をそのままにせず、カード会社に照会しておこう。セキュリティの観点からも、自分のカードの暗証番号はしっかり把握しておきたい。

暗証番号の誤入力でICチップがブロックされることも

クレジットカードの暗証番号を失念した時にやってはならないのが、手当たり次第に数字を入力することだ。カードに搭載されているICチップは暗証番号の誤入力を記憶し、誤入力が一定回数を超えるとICチップがブロックされ、ICカードとしての利用ができなくなるのだ。

万が一、そうなってもとりあえずサインによる利用は可能だが、いずれにせよ新しい暗証番号を登録したカードの再発行が必要となる。そのため、ICチップがブロックされる事態はなるべく避けたい。

正しい暗証番号を入力すれば誤入力回数はリセットされるため、暗証番号が分からなくなったときはカード会社に照会し、改めて正しい番号を入力することだ。

設定すべきではない暗証番号とは

このように、クレジットカードの暗証番号を失念してしまうと面倒なことになってしまうため、忘れない暗証番号を設定することが重要となる。

忘れない番号といっても他者から推測されるものではダメで、「1111」といった並び数字や「1234」といった連続した数字は論外だ(そのような数字はそもそも設定できないことが多い)。誕生日、電話番号、住所番地、車のナンバーの一部や組み合わせたものなどもリスクが高いのでなるべく避けたい。

基本的には他者からは推測されない、個人的に思い入れの強い数字を選ぶといいだろう。

また、失念に備えメモに取って持ち歩いたり、カードに書き込んだり、家族などに教えておいたりするのもやめた方がよいだろう。そのような行為は、暗証番号の漏えいの責任がカード会員本人にあるとみなされ、第三者に不正利用された場合でも補償の対象外とされることがある。

文・モリソウイチロウ(ライター)/MONEY TIMES

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