富裕層・投資家の「今と先」を伝えるキュレーションサイト

カードローンのよくある落とし穴

急にお金が必要になったときや、高額な商品・サービスを購入する際に役立つカードローン。銀行や消費者金融など、さまざまな金融機関がカードローンを提供していることもあり、利用者や利用の幅は広がっています。クレジットカードに付随するキャッシング枠を利用する人もいますが、カードローンに比べて限度額が少なく、金利も比較的高いため、カードローンを積極的に選んでいる人も少なくありません。

そのように便利なカードローンですが、不用意に使いすぎてしまうと、思わぬ「落とし穴」にはまる危険もはらんでいます。カードローンで借りたお金は、いずれ返済しなければなりません。自らの収入額を無視して利用してしまったり、返済計画を立てていなかったりすると、やがて返済に行き詰まる可能性があります。そうならないためにも、カードローンの落とし穴について理解しておきましょう。

「多重債務問題」とは

カードローン,落とし穴
(写真=Teerasak Ladnongkhun/Shutterstock.com)

カードローンの落とし穴について考えたとき、まず挙げられるのは「多重債務問題」でしょう。多重債務問題とは、複数の金融機関からお金を借り、やがて返済が困難になる状態を指します。多重債務状態に陥ってしまうと、 「返済のための借入」をくり返すことになってしまいます。そうなれば、返済できなくなるのも時間の問題です。

このような多重債務問題に対処するためには、あらかじめローンをはじめとする借金の性質について理解しておかなければなりません。そもそも借金というのは、返済計画とともに考えなければなりません。返済計画を立てずに借金をしてしまうと、返済できているうちはいいのですが、どこかで気持ちが緩んでしまい、気がついたら借金が膨らんでおり、多重債務へと至ってしまうのです。

「利息」の基本について知っておこう

借金の怖さを理解するために、あらかじめ利息の基本について学んでおきましょう。一般的な借金がそうであるように、カードローンやキャッシングの利用時にも、利息が付加されます。そして、借りた金額が大きくなればなるほど、利息の支払いが苦しくなっていくのです。利息がどのように増えていくのかを理解しつつ、カードローン利用時の注意点についても確認しておきましょう。

利息が増える仕組み

そもそも利息というのは、借りたお金に付随するかたちで増えていく債務のことです。その多くは年利で表現されています。例えば、クレジットカードの年利は、利息制限法で18%までと規定されています(元金10万円以上100万円未満)。年間で2割弱というと少なく思われるかもしれませんが、例えば90万円借りて1年で返済した場合、年利18%での利息は16万2,000円となります。決して小さな額ではないのです。

「無利息」の思わぬ落とし穴とは

借りる金額にかかわらず、利息はないに越したことはありません。そのため近年では、一定期間無利息のローンサービスなども増えてきています。まずは気軽に借りてもらい、利用者のパイを増やしていくのが狙いなのでしょう。確かに無利息で利用できるのはおトクですが、無利息だからといって不用意にお金を借りてしまうのは危険です。無利息期間内に返済できない場合には、高い金利によって返済額が想定以上に膨らんでしまう恐れもあります。ローンの利用は、利息にかかわらず慎重であることが大切です。

カードローン利用時の注意点

利息の性質をふまえたうえで、カードローン利用時には、自らの収入に応じた利用範囲を見極めるようにしましょう。借金は返済計画をしっかりと立てて、とくに無担保のローンを利用する場合には、どのくらいまで借金するのが妥当なのかをつねに判断するようにしましょう。くれぐれも利息の支払いに追われて、生活そのものが苦しくならないように注意が必要です。

収入と支出を見える化して事前のシミュレーションを

返済計画を立てる際には、シミュレーションを活用するのが効果的です。月々の収入と支出を見える化し、必要最低限の範囲でローンを利用するようにしましょう。感覚的に借りてしまうのではなく、きちんと数字を把握したうえで利用すれば、多重債務の危険性も軽減されるはずです。(提供:ANA Financial Journal

【おすすめ記事 ANA Financial Journal】
「お金持ちは長財布」はもう時代遅れ?
日本は借金大国?世界の債務残高はどのくらいのか
ビジネスセンスが現れる!差がつく「手土産」3選
サービスで選ぶエグゼクティブのカード
プラチナカードの審査の仕組みとは