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アマゾン、巨大ネット通販企業の「死角」 売上の増勢鈍化でも「過去最高益」の理由

アマゾン,株価
(画像=ZUU online)

米ネット通販大手アマゾン・ドット・コム(以下、アマゾン)が4月25日発表した今年1~3月期決算は、純利益が35億6000万ドルと前年同期の2倍余りに拡大し、4四半期連続の過去最高益となった。1株利益も7.09ドルと、ファクトセットがまとめたアナリスト予想の4.70ドルを大幅に上回る結果となった。

一方、売上高は17%増の597億ドルにとどまり、前年同期に記録した伸び率43%増から大きく鈍化している。伸び率の鈍化も4四半期連続となるが、アマゾンは4~6月期の売上高についても595億〜635億ドル(前年同期比13〜20%増)になると予想しており、さらに鈍化する可能性も否定出来ない。もちろん、小売業で売上高が2桁台の伸びというのは羨望の的であることに変わりなく、今回の売上高についてもアナリスト予想とおおむね一致しており、想定の範囲内と見ることも出来る。

とはいえ、一見盤石に見えるアマゾンの決算発表を受けても、ウォール街の市場関係者からは「株価的にはほぼ織り込む済みで今後については手放しで強気しにくい」と慎重な声も聞かれる。快走を続けるアマゾンに「死角」はあるのか? そもそも売上高の増勢が鈍化しているのに「過去最高益」を更新出来るのはなぜか? 詳しく見てみよう。