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アウトライナーで思考を整理する|仕事が早い人の仕事効率化ツール

初めまして。佐々木正悟と申します。今回から月に2回程度「ライフハック」と呼ばれる仕事の効率化をテーマに連載していく予定です。よろしくお願いいたします。

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2019.5.31
本連載の読者にまず試していただきたいのが「アウトライナー」です。
理由は、とても汎用的に利用できるツールでありながら、必ずしも幅広く利用されていないように見えるからです。

アウトライナーとは

ツールの説明を具体的にすると、アウトライナーというのは、リストを階層式にまとめ上げることのできる、ツールです。
ぜひこれを一度試していただいて、合うと思ったら使い込んでみてください。
合わないと思ったら、早い段階で諦めても構いません。

アウトライナーが使える場面としては、単なる思考の整理にも役立ちますし、プレゼン資料を作る際にも役立ちます。もちろん論文の骨格を整えるのもいいでしょうし、タスクリストをこれで作ることもできます。

具体的に試してみて欲しいアウトライナーは、二つあります。いずれもクラウド対応で、ブラウザ上で扱うことができます。WorkFlowyとDynalistです。

おすすめのアウトライナーツール2選

・WorkFlowy

WorkFlowy

WorkFlowy

WorkFlowyは無料で試すことのできる、非常にシンプルなアウトライナーアプリです。ブラウザ上で利用できるため、保存しをし忘れたり、ファイルを保存していあるパソコンでしか使えない、ということがありません。これだけでもこの連載をお読みいただく人にとって、試す価値があると思います。

もう一つ、言っておかなければならないことがあるのですが、WorkFlowyは、すべてが一つのアウトラインにまとめられる仕組みになっています。1アカウントについて、一つの巨大なアウトラインしか、作れないのです。

ファイルや持ち物が「分散」してしまって、何がどこにあるのかわからなくなりやすい人には、この「1アウトラインしか作れない」という仕様上の制限は、利点が大きいと思います。
何もかもが「そこにある」と同時に「すぐに手に届く」というのは仕事術の基本です。

Workflowyで作成したアウトライン

Workflowyで作成したアウトライン

1アカウントにつき、まとめられるアウトラインは1つ。

シンプルで使いやすいツールです。
とはいえ、そこまで何もかもを一つのアウトラインに集中してしまわなくてもいいのでは、という人もあるでしょう。プロジェクトの進捗を示すアウトラインと、日記のようなアウトラインは分けておきたい、という人もあると思います。

そういう人には、Dynalistがオススメです。

・Dynalist

Dynalist

Dynalist

DynalistとWorkflowyの違いを一言で言えば、Dynalistの方がずっと高機能です。

WorkflowyにできることでDynalistにできないことは、ありません。
だったらDynalistの方を使ったらいい、と思われるでしょうが、すべての人にとって必ずしもそうではないはずです。機能が多すぎても、どれがどんな機能かわからなくなったり、ファイルを分けられるために、かえって混乱するということはよくあることです。

いずれにしても、どちらかのアウトライナーをまずはお試しいただくのがいいと思います。

この連載のためのアウトラインも、ざっくりとですが、Dynalistで作成しました。
Dynalistで作成したアウトライン

Dynalistで作成したアウトライン

いくつも大きなアウトラインを持ちたい人向け。
機能が多く、汎用性が高い。

図のように、タスクや思考を構造としてリスト化し、整理しています。

アウトライナーツールの活用方法

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アウトラインの使い方は、ユーザー各人が決めればいいと思いますが、具体的にどう使えばいいかのイメージがわかないという人は、「思考の整理にとりあえず使ってみて、整理が進んだと思ったらそのまま放っておいてOK」という使い方をしてみてください。

おそらくアウトライナーの使い方で困る人というのは、これを徹底的に整理して、後々も何度も活用しようとしたり、思考を深めるために毎日使おうとしたりするのではないかと思います。
あるいは、本一冊の企画を大きく作って、そのアウトライン通りに文章を書こうとするのではないでしょうか。そういう大がかりなものを扱うのには、少しは慣れも必要で、いきなりそこから作り出すのは無理があります。

むしろ、なかなか書き進められないメールの「草稿」とか、パワーポイントでスライドを作成する前に、うんうんうなってちっとも進まないというときに使うといいのです。

まとめ

アウトライナーツールは、ちょっとした思考のもつれを、短時間で一気に整理するという用途にむいているツールだと、私は解釈しています。
そういう意味では、iPhoneなど、スマホから直接操作するのもいいでしょう。

だからこそ、DynalistやWorkflowyなど、ブラウザでも動かせるクラウド対応のアウトラインが、人気なのです。

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