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お年玉を使い込まれた13歳が父親を裁判で訴え⇨子どもが勝訴し、全額返還

お年玉を勝手に使い込まれた13歳の子供が父親を相手に裁判を起こし、全額返還を勝ち取った。新快報など、中国の複数のメディアが伝えた。

 

■「父は僕の権益を侵犯している」

新快報によると、事件が起こったのは中国南部の広州市。2019年で13歳になる男の子、蘇くんは両親の離婚を経て、父親と二人で暮らしていた。

この間、父親はお年玉として3000元(約4万9000円)を蘇くんに渡したが、お金は口座に振り込まれたという。

その後蘇くんの親権は母親に移り、蘇くんと父親は離れ離れになった。すると父親は口座に振り込んだお年玉を利息ごと全額引き出し、使い込んでしまったという。

蘇くんは父親に返すように求めたが応じられず、自分がもらったお年玉はあくまで自分のものだとして「僕の権益を侵犯している」と父親を相手取って裁判を起こした。

■裁判所「お年玉は子供のもの」

裁判を起こされた父親は「母親が子供をそそのかして裁判を起こさせている」など反論したが、地元裁判所の広州白雲法院は父親の主張を却下。

「蘇くんの口座に振り込まれたお年玉は蘇くんのものであって、父親といえども勝手に引き出す権利はない」とし、勝手に引き出した金を全額、蘇くんに返すように命じた。

■「お母さんが預かっておくから」は海の向こうでも

正月に親戚からお年玉をもらい有頂天になっていると、「お母さんが預かっておくね」と囁かれ、何も分からぬままに差し出したポチ袋はもう帰ってこない...そんな経験のある人も多いのではないか。

お年玉を預かる母親のイメージ

 このニュースが、笑みを浮かべながら子供のお年玉を預かる母親の絵と同時にSNSで拡散されると、「子供の権利意識がめちゃくちゃ高い。教育の賜物だな」とか「中国にはこういう親が多すぎる」など、蘇くんに共感するコメントが多く寄せられた。

お年玉をめぐるほろ苦い思い出は、海の向こうでも一緒のようだ。