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【12月27日の米国株式市場動向】ディズニー、AMD、エヌビディアの株価が動いた背景

モトリーフール米国本社、2018年12月27日投稿記事より

12月27日、米国株式市場の主要指数は激しく変動し、午前中に数パーセント急落した後、最後の1時間半で目覚しい回復を見せました。

最終的に、ダウ工業平均とS&P 500は、1%近く上昇して引けました。

【12月27日の米国株式市場動向】ディズニー、AMD、エヌビディアの株価が動いた背景
(画像=Getty Images)

<12/27の米国株式市場>

【12月27日の米国株式市場動向】ディズニー、AMD、エヌビディアの株価が動いた背景
(画像=The Motley Fool Japan)

全体の指数は回復しましたが、小売株価は全体的に不調であり、SPDR S&P小売ETFは0.3%下落しました。

しかし、ハイテク株は急上昇し、テクノロジーセクターのSPDR Fundは0.7%上昇しました。

個別銘柄に関しては、主要版権の契約更新について懸念されたウォルト・ディズニー(ティッカー:DIS)株が一時的に下げました。

また、ウォールストリートから目標株価の引き下げを受けてAMD(ティッカー:AMD)とエヌビディア(ティッカー:NVDA)が下げました。


ディズニー株の変動の背景

ベライゾン・コミュニケーションズ(以下「ベライゾン」)が同社のインターネットTV(Fios TV)の450万人の顧客に対し、ディズニーのチャンネルへのアクセスを失う可能性があると警告する通知を送った後、ディズニー株式は2.6%下落しました。

しかし、引け間際の相場の急上昇のおかげで、結局は前日比0.7%の上昇で引けました。

ベライゾンは、現在のディズニーとの配信契約が12月31日に期限切れになった後、ディズニーが配信更新について交渉中であると述べています。

しかし、ディズニーはベライゾンからの配信継続を拒否したことを発表しました。

ディズニーのこのスタンスの背景として、ESPN(ディズニー傘下のケーブルテレビ)及びストリーミングサービスのおかげで、最近では直接契約の視聴者数が増えていることに加え、新しいディズニーブランドのストリーミングサービスが来年開始される予定というのがあります。

しかし、ベライゾンは自社の主要ネットワークでのディズニー番組放映の中断を避けたいと考えているため、今後も引き続き交渉が行われることになるでしょう


「グラフィックスチップリーダー」への警告

RBCキャピタルマーケッツのアナリスト、ミッチ・スティーブが、AMDとエヌビディアに対する強気な見方を引き下げた結果、AMDの株価は2.3%下落し、エヌビディアは1.5%下落しました。

スティーブは、両社の今四半期の売上予想が、見通しレンジの下限近くまで減少すると予想しました。

彼は、AMDの2019年売上高が約72.9億ドル(前回予想の74.1億ドルから減少)、エヌビディアの2019年売上高が117.7億ドル(前回予想の119.9億ドルから減少)と予想しました。

その予想の理由として、スティーブは、アマゾン、ニューエッグ、イーベイなどのECサイトにおけるグラフィックカードの価格が下落していることを指摘しています。

これは、AMDとエヌビディアの強みであるゲームセグメントが減速している可能性があります。

しかし、スティーブはまた、価格の下落が仮想通貨マイニング向け需要の減速に関連している可能性があることも報告しています。ただ、仮想通貨関連需要の減速はすでに市場で知れ渡っているネタです。(提供:The Motley Fool Japan


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