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【羊飼いのFX突撃取材】英ポンド/円の戻り売りスタンス継続で臨みたい

2019年7月31日10時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日30日(火)の米国株は下落。要因のひとつがトランプ米大統領のツイート。30日(火)に上海で米中が3カ月ぶりに貿易交渉を再開するも、ワシントンではトランプ米大統領が「中国の問題点は、約束を果たさないことだ」とツイート。「米国の農産物を今の時点で購入し始めているはずだったのに、そうする兆しが一切ない」と不満をあらわにした。さらには、交渉では米国が「全てのカード」を握っていると警告した模様。S&Pは0.3%続落。NYダウは0.1%下落し、2万7198ドルでクローズした。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ポンドは続落。ボリス・ジョンソン英首相は、ブレグジットを巡り妥協するかどうか、また合意なき離脱を回避できるかどうかは「EU次第」だとコメント。さらには「EUが妥協できないのであれば、合意なき離脱に備える必要があるのは明白だ」とウェールズで表明。英ポンド/米ドルは0.8%下落し、2年ぶりの低水準に沈む展開。英ポンド/米ドルの安値は1.2119ドル、英ポンド/円は131.6円台まで下落。本日31日(水)の注目は明日8月1日(木)日本時間未明に発表されるFOMC。25bp(0.25%)の利下げがコンセンサス。年内の追加利下げが示唆されるかどうかがポイント。本日31日(水)は月末。月末のリバランスが気になるところだが、こちらもFOMCを控えて影響力は下がっている。ドルストレートのトレードは、FOMC明けを待ったほうがリスクは少ないが、ポンドの重さはまだ変わらないだろうから英ポンド/円の戻り売りスタンス継続で臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。