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【羊飼いのFX突撃取材】英ポンド/円の戻り売りで臨みたい

2019年7月24日10時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

IMFが世界の経済見通しを再び下方修正した模様。米中間の貿易戦争や、「合意なき離脱懸念」などの「政策的な誤り」が、想定される「世界経済の回復」を頓挫させるリスクを警告。今年の世界成長率は3.2%、来年が3.5%の見込みと、いずれも4月時点の予想から0.1ポイント下方修正している。3.3%以下というのは2009年以来の低成長。米国は今年2.6%だが、来年は1.9%との予測と、こちらも下方修正。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ボリス・ジョンソンは本日24日(水)英国の首相に就任する。昨日23日(火)のスピーチでも、何が起ころうと「10月31日の離脱を成し遂げる」とあらためて表明。早期総選挙もないと付け加えている。これらはグローバルな株にとって中期的な不安要因。一方、ライトハイザーUSTR代表と複数の米政府高官は、中国に向けて29日(月)に出発する模様。このチームは31日(水)まで上海に滞在し、協議では未解決の問題が幅広く議論される見通し。ハイレベルでの対面交渉は5月に協議が頓挫して以降初めて。これが好感され、米国株は上昇。NYダウは2万7349ドルと0.7%上昇してクローズ。FRBの連続利下げが予測されている中、中長期でドルが下がるというスタンスは変えていないが、ドルインデックスの下落を止めているのが英ポンド/米ドルの下落。英ポンド/米ドルの下落がユーロ/米ドルの下落も誘引しており、ドルインデックス自体はポンドの下落で底堅くなってきている。ボリス・ジョンソン英首相誕生により、英ポンド/円の戻り売りで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。