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【羊飼いのFX突撃取材】米ドル/円は豊富な材料を消化しながら方向感を模索する事になるだろう

2018年12月6日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

米ドル/円は、昨日5日(水)の自律反発で113円台を回復したが、本日6日(木)朝は112.70円台へと再び反落するなど方向感が定まらない。本日6日(木)朝は、中国通信大手ファーウェイの最高財務責任者(CFO)が米国の対イラン制裁に違反した疑いでカナダで逮捕されたとのニュースを嫌気して株安・円高に振れているが、これは米国にとってみれば悪材料とは言えまい。少なくとも欧米市場でドル安材料視される事はないだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

なお、本日6日(木)は、ブッシュ(父)元米大統領の国葬による臨時休場から復帰するNY市場を中心に豊富な材料が用意されている。米11月ADP全国雇用者数や米11月ISM非製造業景況指数などの重要統計の発表も目白押しだ。休場前日に大幅下落を記録した米国株や、2年債利回りが5年債利回りを上回る「逆イールド」が話題となった米国債市場の動向と合わせて注目したい。その他、石油輸出国機構(OPEC)総会では協調減産の継続が協議されており、原油価格が大きく変動すれば為替市場にも影響が及ぶ可能性がある。本日6日(木)の米ドル/円は、これら豊富な材料を消化しながら方向感を模索する事になるだろう。改めて112円台半ばのサポート(日足一目均衡表の雲上限など)が試されそうな一方、113円台前半(日足一目均衡表の転換線や20日移動平均線など)のレジスタンスをこなせるかについても注目しておきたい。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券(株)(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)を経て、1991年(株)メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月(株)外為どっとコム総合研究所入社。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。