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【羊飼いのFX突撃取材】米ドル/円はレンジ内でうまく立ち回っていきたい

2019年7月24日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

今月末31日(水)のFOMCに向けて先週は70%以上あった50bp(0.50%)の大幅利下げの確率だが、FRB高官の発言による修正が入り、現在は25bp(0.25%)の利下げがほぼ確定する形となっている。そのため、米ドル/円は反発中。しかし、本日24日(水)から日米通商協議が事務レベルで始まるほか、利下げサイクルに突入しそうなFOMCを前に上値のテストにも限界がありそうだ。また、本日24日(水)は英国でボリス・ジョンソン新首相が就任するが、合意の有無にかかわらず10月末にEUからの離脱実現を表明しており、今後の議会運営や発言等には警戒したい。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は今月末31日(水)のFOMCまで方向感が出にくいため、レンジ内でうまく立ち回っていきたい。下値の目途は先週の木曜日に50bpの利下げを過度に織り込んだ時につけた107.21円付近で、上値は先週16日(火)の高値108.37円や、上抜けても先々週12日(金)の高値108.60円付近を想定している。上下限ともに押し目や、戻り目として考えておきたい。一方でポンドは乱高下が予想される。マーケットはボリス・ジョンソン新首相誕生を織り込んでいたため、今のところ大きな混乱は起きていないが、明日25日(木)は英議会で質疑応答が予定されており、ブレグジット関連の発言には敏感に反応しそうだ。昨日23日(火)のジョンソン氏の保守的な会見を聞く限り、やはりダウンサイドを意識せざるを得ないだろう。対ドル、対円ともに先週の安値を更新するタイミングでは短期でついていきつつ、局地的に反発する場面があれば戻り売りを狙っていきたい。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。月刊 FX攻略.comで「現役為替ディーラーが本音で語る”Dealer’s EYE”」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。