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【羊飼いのFX突撃取材】米ドル/円の戦略として110円ミドルでは戻り売りを考えている

2019年3月27日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

現在米ドル/円は110円ミドルまで回復。これといった材料は見当たらないが、先週からのリスクオフが一旦収まったことで買い戻し優勢の展開となっている。買い戻しも一巡して、ここからは材料探しとなるが、明日28日(木)から始まる米中通商協議や、その後予定されている日米通商協議を控えて、本日27日(水)夜発表の米貿易収支には注目が集まる。貿易赤字に敏感なトランプ米大統領は対中、対日の貿易赤字額が大きくなっていれば不満を漏らす可能性は高いだろう。その他、受渡日ベースでは本日27日(水)が期末となるため、実需のドル買いフローがあれば局地的にドル上昇の展開もありそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の戦略として110円ミドルでは戻り売りを考えている。FRBが明確にハト派はスタンスを示し、米長期金利が低下していくなか、欧州や中国経済も明るくない。消去法的にも円が選好されやすく、ここからの米ドル/円上昇はなかなかイメージが付きにくい。米ドル/円下値攻めの第1ラウンドは終了したものの、第2ラウンドはきっかけ待ちだと思っている。それは、欧州経済かもしれないし、ブレグジットかもしれない。力業で短期金利を異常なほど上昇させているトルコかもしれない。やはりダウンサイドには警戒したい。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。月刊 FX攻略.comで「現役為替ディーラーが本音で語る”Dealer’s EYE”」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。